2015年6月度の有効求人倍率は1.19倍と、16ヶ月連続でバブル崩壊前の高水準に。
“仕事を探している方よりも、企業の採用数のほうが多い”という状況が続いています。
「ということは、転職にはもってこいのタイミング!?
んじゃ、残業多いし、給料低いし、転職しよーっと♪」
ってちょっと待ったーーー!!
市況がよいからって、安易に転職を考えるのはダメダメ。
実は、転職のプロである転職コンサルタントの約半数が、
転職相談に来る3人に1人は、
転職せずに現職にとどまったほうがよい!
と回答しているんです。
「へぇー、ってでも自分は大丈夫。
今の職場なんか合わないし、もっと力が発揮できる会社があると思うし。(キリッ)」
そう思う気持ちもわかりますが、転職は人生を大きく変えるもの。
転職すればすべての不満が解消できる、と安易に考えてしまうのは問題です。
では、転職成功する人と、そうでない人の違いとはどういったところにあるのでしょうか。
■転職成功する人
・やりたいことや将来の目標が明確なのに行動を起こせずにいる人(保守的な方)。
・そのまま現職に勤め続けると、市場に求められないキャリアセットとなる人。
・年収などの待遇が市場と比べて低い人。
・自身のやりたいことが明確で業務に対して意欲的である人。そういう人は謙虚で客観的な視点も備えていることが多く、環境が変わっても評価される。
・現在の会社ではどうしても叶えられない事由があり、転職でしか解消できない場合。
■今の仕事にとどまるべき人
・キャリアアップの努力をせずに、高いブランドや年収等を望んでいる人。
・やりたい事が憧れの枠を出ない人。
・長期のキャリアプランが皆無の人。
・自己理解ができていない人。
・人間関係だけの理由で転職を考えてしまっている人。
などなど。
転職はあくまで手段。
転職することでしか解決できないのかをきちんと考えることが重要と言えそうです。
このほか、アンケートでは今の仕事にとどまるべきかを見極めるために、
すべきことをご紹介しています。ぜひご覧ください^
転職相談に来る3人に1人は、転職すべきでない人。
―「エン転職コンサルタント」コンサルタントアンケート集計結果―
http://corp.en-japan.com/newsrelease/2015/3003.html