エン・ジャパンでは人バリューとして、「CareerSerectability(R)」(CSA=キャリア自己選択力)を掲げています。一般的に使われる「EmployAbirity」が「雇用される力」(受動的)なのに対して、CSAは「多くの選択肢の中からキャリアを自分の意志で選べる力」(能動的)と定義しており、どのような事情や環境に置かれても、「どこでも活躍できる人材」となることを目指しています。
今回はこのCSAの考え方をもとに、エン・ジャパンでどのようなキャリアが描けるのか、ご紹介したいと思います。
■「タテ」のキャリアと、「ヨコ」のキャリア
実力次第で早期に責任のある立場に就ける人事制度を導入しており、チームリーダーやグループマネージャーはもちろん、20代で部長、事業責任者クラスの役職を担う社員もいます(こちらを「タテ」のキャリアと呼んでいます)。
そしてもうひとつ特長的なのが、多彩な職種にチャレンジできる「ヨコ」のキャリア。エン・ジャパンは30以上のプロダクトを運営しており、それに伴って社内には30種以上の職種が存在しています。職種転換の実績も豊富で、以下はその一例です。
<「ヨコ」の“社内転職”の事例>
◎コンサルティングセールス⇒プロダクトマネージャー
◎コンサルティングセールス⇒制作ディレクター⇒商品企画
◎コンサルティングセールス⇒人事⇒データアナリスト
◎コピーライター⇒ブランドマーケター
■自ら希望して応募・異動ができる「社内公募制度」
「ヨコ」のキャリアを語る上で欠かせないのが、「社内公募制度」です。この制度では社員の異動によって組織強化したい部門が、社内で求人票を公開して人材募集を行ないます。社員はその求人票を確認し、希望するポジションがあれば、応募をする流れです。
<エンの「社内公募制度」の特長>
◎自ら手を挙げてキャリア開発ができる
◎上司への事前相談は必要なし
◎条件に合っていれば、誰でも応募が可能
◎未経験で専門性の高い職種に挑戦するチャンスも
エン・ジャパンでは「自律したキャリア形成」を大切にしており、本人のキャリア希望を尊重しながら、それぞれのCSA向上を考えています(もちろん、現在のポジションで成果を出して組織に貢献しており、信頼貯金を得ていることも社内異動の際は加味されます)。
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■自己申告アンケートと、CSA面談
社内公募以外にも、エンにはキャリア形成を支援する施策が設けられています。たとえば自己申告アンケートでは、今後チャレンジしたいことや、興味のある職種などについて回答することで、自分のキャリアを主体的に描くことが可能です。
また、定期的にCSA面談を実施しており、これまでの成長の振り返りや、理想のキャリア像に到達するにはなにが足りていないのか、といったフィードバックが上司からなされます。1年間の目標を決めて行動計画をつくる企業は多いかと思いますが、エンでは数ヶ月に1度はこうした面談を行なうことにより、目標の進捗を確認。スピード感を持って成長につなげていくことができます。
このように、CSA獲得と向上にむけて、さまざまな制度を用意しているエン・ジャパン。直近3年以内に部署異動・職種転換を経験した社員は「46%」にのぼっていることからも、「ヨコ」のキャリアが広がっていることが実感いただけるのではないかと思います。