『en book garden』とはエン・ジャパン社内にある図書館。
毎月話題の新刊が入荷していたり、リクエストができたりと社員たちからも好評です。チームによっては課題図書を決めて、勉強に活かしていたりもするそうです。
そんな『en book garden』を活用して、社内では「BOOKランチ」を開催!同じ本を読んだ者同士で、本について話をしようという趣旨。
そう、まるで「耳をすませば」の主人公同士のような本を通じた出会いが社内でも…となんて邪(よこしま)な思いがあったとか、なかったとか…。
で、開催された初回。
男性社員たちばかりが集まる会になりました(笑)
取り上げたのはアドラーブームの火付け役となったこの本です。
哲学者と青年の対話篇形式で、アドラーの思想を解き明かしていきます。
著者は、日本におけるアドラー心理学の第一人者である岸見一郎さんと、古賀史健さん。とても読みやすい!
さて、この『嫌われる勇気』ですが、話題になったけど、読んだことはない…という人も多いのではないでしょうか?
タイトルだけを見れば、「他人に嫌われても大丈夫な強い心を持とう」という本に思われるかもしれませんが、そうではありません。
端的にいうと・・・
「他人に好かれようが嫌われようが、それは他人が決めることである。」
「自分の生き方は自分自身で決めるんだという勇気を持て」
こういった価値観を勧めている本です。
最高にクールで強烈なメッセージが盛りだくさん。
「なぜ、自分らしい人生を生きられないのか?」
「なぜ、人生における悩みは尽きないのか?」
「なぜ、幸福を実感できないのか?」
・・・という悩みにズバリ答えてくれる名著です。
帯にもいいこと書いてるんですよ。捨てないで、読んでね。
ランチの現場では、それぞれのキャリア・恋愛・人生において、
アドラー心理学をどう活かすか、喧々諤々の議論が繰り広げられました。
「物を買うときに、『モテるかどうか』を基準にしてしまっている」
「この先も野菜オタクとして生きていっていいのか」
「彼女のためを思ってすることが、よく裏目に出る」
「クラブで踊ってみたいけど、周りの目が気になって一歩を踏み出せない」
「もっとチャレンジングに仕事をしないと、納得いく人生にできないな」
その他もろもろ、ここでは書けないようなぶっちゃけトークもたくさん繰り広げられました(笑)共通していたのは、全員が「人生に対して前向きな意志を持つことができた」ということ。ランチは大盛り上がりのうちに幕を閉じました。
また、「アウトプットする場、意見を交わす場があれば、一冊の本から得られる学びが倍増する」という感想も。
今後も、「en book garden」はさまざまなイベントを企画していく予定!
あ、今回は男だけの集まりになってしまったのですが、「耳をすませば」のようなドラマが起こることも!?そんな淡い期待はさておき、社員だけでなく、社外の方を招き、交流もかねて同じ本を読んだ同士でお話できたら楽しそう!
ぜひぜひ本好きなみなさま、気軽にエン社員にお声がけくださいね~!