広報・清水がお送りする、悩める1年目の皆様への特効薬★
「教えて！センパイ」第6弾！
今回は初めて、ディレクターのセンパイが登場！
現在、エン転職の制作ディレクターとして活躍する、今村センパイ！
下の名前から、『ガクくん！』『ガっくん！』『ガクさん！』と呼ばれています。
現在はチームを率いるリーダーとして、メンバーの育成も任されています。
意外とアクティブ！同僚とよく出かけています。
得意業界は、『IT・Web』。幅広いノウハウをもち、社内で行なった業界勉強会では講師を務めたこともあるほど。
圧倒的な知識量から、社内外から大きな信頼を得ている今村センパイ。
知識不足に悩む1年目の方への、アドバイスを聞いてみました！
分からないことが、分かりませんでした。
―――もともと、エンジニアには詳しかったの？
『いや、正直IT業界に関しては、何が分からないか分からないレベルだった。難しい専門用語ばかりだし、業界構造は複雑だし・・・。正直、好きになれなかったです。』
―――うそ！今の感じからは想像できないね・・・。
『とりあえず、企業の特徴だけはヒアリングするんだけど、一体どういう求人原稿にすればいいのか、どの項目に、なにを記載するべきなのか、ぜんぜん見当がつかなくて。いつも先輩やコピーライターさんに相談してました。』
営業からの相談がいつも殺到。職種や年次問わず頼られる存在です。
『なんで君に、仕事をお願いしてると思ってるんだ！』
―――転機はなんだったの？
『1年目の時、とあるクライアントからの一言がきっかけでした。まだまだ、ITについてわからないころ。担当した企業が抱える経営課題が複雑で、当時の自分では提案できることがなく、上司や他部署の人に頼りきってしまったんです。
その時に企業から「なんで今回、あえて新人のキミに、仕事をお願いしていると思ってるんだ！」と言われました。』
―――どうしてだったの？
『企業いわく、「今村くんが新人でフレッシュだからこそ、純粋に仕事を頑張ってくれるだろうと期待をして仕事を依頼している。
だから、どう思っているか、キミからも一生懸命提案してくれ」といわれました。お金を頂戴している私のことを、わざわざ育ててくれようと考えてくれていたんです。』
―――なんて優しい企業！
『そう思ってくれていたことがうれしくて。それだけに、未熟な自分が歯がゆくて、悔しくて。とにかく申し訳なかったです。だから、頑張んなきゃって、思ったんです。』
4月からリーダーに着任。育成の中でノウハウを惜しみなく伝授しています。
変わりたい想いが、インプットを加速させた。
―――それからは、どんなことをしたの？
『このまま指をくわえて待っていても、成長できない。だったら、今すぐ行動するしかない。そう思ったんです。まずはITやWeb業界について書かれていそうな書籍やWEBサイトをたくさん見ました。
とにかく、ITやWeb業界で働いている人が、何を考えているのか。転職者のホンネが知りたかった。だから、専門サイトだけでなく、時には“２ちゃんねる”のまとめからも情報取集。
とにかく、いろいろな情報に触れました。いまどんなキーワードが流行してるのか、常に最新の情報をインプットしていましたね。』
―――2チャンネルも！？一気にインプット量を増やしたんだね。
『それだけではなく、過去の効果的な求人原稿も、たくさん読みました。過去の事例をもとに、自分なりに仮説も立てたんです。とにかく事例をたくさん見る！
そして、“もしも自分だったらどんな提案をするか”を考え、仮設をたくさん立てる！を繰り返しました。』
―――仮説を立てまくったのね。そのあとは？
『企業への提案や取材の場で、仮説を検証します。時には、企業にも質問させてもらいました。やはり業界に一番詳しいのは、実際に業界で働く方々ですから。ただ情報を眺めても、自分のモノにはならない。
自分なりに考えて、意見をもらって、もう一回考える。日々の積み重ねで、ようやく“使える”知識になるのだと思います。』
時には、みんなでディスカッション！
待っていても、知識はやってこない。
―――1年目へのアドバイスをお願いします！
『ITやWeb業界のように、専門性が高い業界ほど、知識をインプットするのは難しいと思います。日常で触れることがないから、きっと当時の自分のように、“なにがわからないか、わからない”という状態になってしまうと思います。
そんな時こそ、まずは選ばずに、関連してそうな情報をたくさん探してみる。そのうちに、本当に必要な情報はなにか、見えてくると思います。
そして、積極的に現場で、情報をアウトプットして使ってみること。収取した情報を自身の“武器”にするためには、実践あるのみです。』
いまでも本やメディアからのインプットは欠かさない。
冷静沈着。いつも着々と仕事をこなしているイメージのある今村センパイ。しかし、その奥底には、1年目の時、企業の期待に応えることのできなかった悔しさがあった。いまでも日々の情報収集を欠かさないセンパイ。努力が、『IT・Webのガク』という不動の地位を支えている。
★本日のセンパイから学ぶ！★
◎情報は、自分から取りに行こう！
◎まずは、たくさんの情報に触れてみよう！
◎仮説立て&現場での検証を繰り返してみよう！
★そんな今村センパイのおススメの本はこちら！
