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『キャリア相談室』改名に込められた想い――かつしん座談会
2024/07/09UPDATE!

『キャリア相談室』改名に込められた想い――かつしん座談会

キャリア相談室
自社社員の入社後活躍を支援している、キャリア相談室です。 エン・ジャパンの入社後活躍のあれこれをお送りします!

「入社後活躍」を掲げるエン・ジャパンは、自社の社員の「定着」「活躍」にも重点的に取り組んでいます。その施策のひとつとしてオンボーディング(社員が早期に職場に馴染み、実力を発揮してもらえるよう支援する施策)に取り組んできたのが、『HR OnBoard NEXT事務局』です。今回はこの事務局を運営してきた人財戦略室 人事企画グループ 活躍推進チーム(通称:かつしん)のみなさんに、『キャリア相談室』への改名の経緯と、そこに込められた想いをお聞きしました。 

 

■改名の背景について 

 南條: 

まず、前提としてオンボーディングには、新しく船に乗り込んだクルーに必要な支援を行ない、慣れてもらうという意味があります。一方、私たちは既存社員向けの『HR OnBoard NEXT』というエン独自のサービスを活用してはいますが、実際に担っているのはオンボーディングだけではありません。目の前で起きている人間関係や仕事に対する悩みはもちろん、キャリアに関する相談にも積極的に乗っています。ですので、相談を受けるなかで、『HR OnBoard NEXT事務局』という名称では支援内容が伝わりきらないのではないか、という意見が出てきました。 

戸泉: 

社内では「仕事がうまくいっていない、ネガティブなときに相談する場所」という認識も一部であって、それだけじゃないんだけどな、という想いもありましたね。 

南條: 

私たちは定着だけではなく、「入社後活躍」を支援する組織なので、ポジティブな相談もたくさんしてほしいと考えていて。モヤモヤした気持ちがあったので、改名につながりました。 

松井: 

やっぱり『HR OnBoard NEXT』というサービスの枠内ではとらえきれない、前向きな相談もたくさんありますから。もう一歩踏み込んで、将来のキャリアの話ができる場ですよ、という認識を持ってもらえたらいいね、と話してきたんです。 

 

■『キャリア相談室』誕生 

 南條: 

新しい名称案については、『キャリア相談室』のほかに、『キャリア支援室』などもあったのですが、「支援」よりも「相談」のほうが活用のハードルが低そう、という意見が出てきて。また、「キャリア」という言葉についても、これだといままで受けていた人間関係に関する相談などがしにくくなるんじゃないか、という議論もありました。 

 戸泉: 

そこについては、広義の「キャリア」として考えれば、違和感はないのではないかというのが私の意見でした。というのも、私は人材活躍支援事業部で講師を担当した経験があり、キャリアというのはビジネスに限定した話ではないと実感していたからです。「キャリア相談」って、「人生相談」を兼ねていると思うんですよ。たとえば人間関係の悩みがあったとき、それが解消されれば、キャリアが前に進むイメージは持てるはずで。狭義ではなく、広義の意味で『キャリア相談室』がしっくりくると感じました。 

 松井: 

私としては、『キャリア相談室』に名前が変わることで、これまでしにくかった相談が拾えると思っていて、いままでの『HR OnBoard NEXT 事務局』にプラスの要素が加わるという認識です。ですから、『キャリア相談室』に変わりはしましたが、人間関係の相談なども従来通り気軽にしてほしいな、と思います。 

 土屋: 

私は今期から「かつしん」に異動になったので、名称変更には関わっていませんが、ずっと一社員として『HR OnBorad NEXT』の回答をしてきました。『HR OnBorad NEXT』は社員としては、もう当たり前にあるものになっていて、そこにこの先のキャリアまで一緒に考えてくれる、という要素が追加されたのは、すごくプラスなことなんだろうと感じています。 

 小笹: 

キャリアに関する相談は、なかなか上司にはしづらい場面もあると思うんです。やっぱり上司とは「今の」業績の話になりやすくて、業務が忙しい時期に「将来の」キャリアの話をしづらいと感じる人もいるんだろうな、と。ですので、相談できる内容の幅が広がった、という認識を持ってもらえると嬉しいですね。 

 

■かつしんメンバーが目指す『キャリア相談室』の姿 

 小笹: 

相談者の貴重な業務時間を割いて面談をするので、やはり価値を提供したいな、という想いは強いです。もちろん、面談を受けて良かったと思えるかどうかは、人それぞれ。「解決策が見つかった」なのか、「話してスッキリした」なのか、また別の何かなのか、まだ見えてない部分はあります。ただ、相談を受ける側にとって必要な準備だったり、学びだったりは、止めてはいけないな、と。話して良かったな、という時間にできるように、努力していきます。 

 土屋: 

相談を通じて、キャリアに関するモヤモヤが晴れたら嬉しいです。何か悩んでいるときに、ちょっと相談してみよう、と思えるような、何かよりどころになる場として機能させていきたいですね。 キャリアコンサルタントの資格も取得したので、みなさんの力になれるようにがんばります。 

 松井: 

私も、フラットに、気軽に壁打ちができる場所になりたいと思っています。いままでの話にも出てきましたが、上司にこんなこと話していいのかな、ということって、あるはずです。ちょっと言いにくいな、ということでもしっかり受け止めたいと思うので、ぜひ『キャリア相談室』を活用してください、 

 戸泉: 

『キャリア相談室』に名前は変わりましたが、これまで通り、悩みや困りごとの相談はウェルカムです。面談では、「本人が納得すること」が大事だと思っていて、そのためには答えを自分で導き出すことが一番じゃないかと。そのためのサポートができる場として、『キャリア相談室』を利用してもらえたら、と考えています。 

 南條: 

私が考える『キャリア相談室』は、保健室であり、トレーニングジムのようなもの。疲れたら休めばいいけれど、そのあとは自分で教室に戻らないといけない。そのためのトレーニング方法を教えるとか、一緒に訓練してみるとか、励ますとか。「あなたががんばるために、支援する」という場にしたいんです。私は前向きなエネルギーを持っている人を増やしたくて。人事企画グループではスローガンとして「ココロザシある、ココになる」を掲げていて、エンで一緒に働く仲間には、ここでがんばる理由を話せるようになってほしい。なので、自分が立ち返れる場所であり、自分の気持ちを言語化できる場所に、『キャリア相談室』をしていきたいです。 

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