
教えて先輩ママ!vol.2 (埼玉オフィス_草麻里子さん) #WOMenLABO教えて先輩ママ育休明けのキャリアって不安…#WOMen Labo
こんにちは、WOMenLABO分科会の中です。
(WOMenLABOとは…エン・ジャパンを「世界で一番、女性が活躍する会社にする」ためのプロジェクト)
今回は「育休明けのキャリア」について先輩ママ社員の体験談をお届けします!
出産後、仕事に復帰するときに「子育てと仕事の両立ができるか不安…」という方が多いのではないでしょうか…??
先輩ママ社員がどのように産休明けのキャリアを積んでいったのか、大変だったことやこうして乗り越えられたというノウハウなど実体験をインタビューしました!
今回の先輩ママ社員は…中途求人メディア事業部の草さんです。

それでは早速質問です!
Q.復帰後、子育てと仕事の両立は難しくありませんでしたか?
正直、そこまでギャップを感じませんでした。理由は3つあります。
【1】先輩ママの話を聞いて最悪の状態を想定していた
先輩ママ社員の中には、月の半分も出社できなかったという人もいて「自分にもそういうことが起こりえるかもしれない」と、ある意味すごくハードルを上げていました。子供の熱が出て急に休んだこともありますが、ハードルを上げた分、想定内のギャップに収まったのだと思います。
【2】育休プチMBAに参加して復帰後の気持ちが作れた
育休から復帰する前に当社のオフィスで開催された「育休プチMBA」に参加しました。セミナーの中で「仕事は自分一人のせいで止まるという状況は組織の問題」と話していて、私が仕事を休んでも、仕事はまわっている状態でなければならないのだと思えるようになりました。
※育休プチMBAについて<https://ameblo.jp/womenlabo/entry-12367504521.html>
【3】他社のワーキングママや子育て情報などを収集し、選択肢や視野など広げられたこと
他社で働くママ社員やファミリーサポートを活用しているママの情報を得ることで、困ったときに頼れる様々な選択肢を知ることができました。私はファミサポやシッターさんなどは使っていませんが、そういう支援があると知っているだけで安心感があります。
Q.復帰後、大変だったことはありませんでしたか?
働き方が変わったのは大変でした。
というのも、育休中に夫の転勤で北関東へ転居しました。もともと本社の東京勤務だったのですが、東京までの通勤に片道2時間かかるため、物理上出社が難しくなりました。そのため、埼玉の大宮オフィスに席をかりることにし、現在は画面を東京と繋ぎながらリモートワークしています。
Q.リモートだと直接コミュニケーションが取れないと思いますが、どのように仕事を進めているのですか?
ミッションが明確なので、各担当者に仕事を割り振って、自分一人の業務を持たないようにしています。
アシスタントがいるので、基本は彼らに業務を任せており、分からない問い合わせなどがあったときに彼らから質問がくるので、都度フォローしています。私が休むから運用がストップするということがないようにしています。
Q.とはいえ、お子さんの急な熱などがあった時はどうしているのですか??
体調を崩しそうな予兆がある段階で、チームに休むかもしれないと事前共有をしています。
幸い、頻繁に体調を壊すほうではないので、体調の変化に気づきやすいです。ちょっとでもおかしいと思ったら事前に情報を共有しておくことが大切ですね。
Q.旦那さんと家事分担はしていますか?
明確に分担は決めていないですが、復帰する前に全ての家事の頻度や優先度を洗い出しました。
どういう家事があるのか知ってもらい、共通認識を持つようにしました。可視化されているので、できる方がやると流動的に動いています。
夫の行動にも変化が出てきました。子供が熱を出したときに病院に連れて行くのは母親という役割分担みたいなのがあったのですが、夫が一度娘を病院に連れて行ったことで「自分でもできる」と思ってくれるようになりました。
夫が送り迎えや病院に行ってくれるようになり、今ではたまに私が飲み会に参加できるようにもなりました!
Q.復帰後活躍されていますが、産休前の信頼をどのように築いたのですか??
産休に入るまではとにかく最大限パフォーマンスを発揮するというのを意識して働いていました。
もちろん、体調を崩すこともあるので、そういうときは体調を優先しました。ただ、ミッションに対して成果を出すというところはぶらさなかったです。
出社できるときは全て出社する、産休明けも4月まで待たずに復帰するという意気込みでとにかく働きました。
Q.これから産休に入る方へアドバイスありますか?
引き継ぎは早めにしましょう笑
産休前いつ体調が悪化するか分かりません。急な入院や自宅で安静にしなければならない場合もあるので、いつ休みに入っても大丈夫という状態に備えましょう。
でもこれは育休復帰後の働き方と同じです。子供がいつ熱を出すか分からない状況と同じなので、仕事を前倒しで終わらせる、仕事には早くとりかかるという働き方が育休前に意識的にできます。
あとは自分一人でしかできない仕事を持たないことです。もしそういう状況になった場合、自分が持っている仕事やタスクをメンバーに知ってもらう、どこまで自分でやり遂げられそうかを知ってもらうことが大切です。自分から積極的に仲間と連携をとっていきました。
Q.復帰に向けて、育休中やっておいた方がいいことありますか?
仕事ができる脳と体に戻していくことです。
私は育休が明ける1ヶ月前には復帰後のスケジュールで体を動かしていました。起床時間や身支度の時間など、仕事に復帰するスケジュールで動くことで、体がまず作れます。
あとはPCを触っておくこと。育休中はスマホばかりで、PCをいじることがほとんどないです。文字を打ったり、関数の練習をしたりして、脳をビジネスモードへ徐々に切り替えていきました。
子育て中は子育て脳になっている分、いきなり仕事モードに切り替えるというのは難しいため、少しずつ慣らしていったことで、出遅れませんでした。
Q.復帰後のノウハウありますか??
まず半年間は子育てをしながら働くことに慣れることが大事です。
私も復帰直後は子供の体調が崩れることがなかったので、勤務時間の延長できるのではないか、と思ったのですが、そんな矢先に高熱をだして保育園から呼び出されました…。出鼻をくじかれてしまうことがあるので、半年間は我慢したほうがいいと思います。ただ、時短勤務の中でも、より自分の目標を上げるなどして達成に向けて努力するのはいいと思います。
Q.現在、TL(チームリーダー)をしていますが、なぜチャレンジしようと思ったのですか。
マネジメント層にも時短勤務のママ社員はたくさんいますが、時短のリモートワークママ社員はいません。自分が前例を作って、女性社員のキャリアの選択肢を広げられたらと思い、チャレンジしています。

会社の前例を作るべくチャレンジされている姿、とてもかっこよかったです…!
貴重な体験談ありがとうございました!!
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この記事を書いたレポーター

- 中
- 人材活躍支援事業部の中です。 北海道の大スター大泉洋と同郷ですが、水曜どうでしょうはあまり見たことありません…。