こんにちは!経営企画室の大河内です。
過去2回にわたって、当社で行っている取り組み「周辺変革プロジェクト」についての記事を書いた者です。
「周辺変革プロジェクト」とは?
「社員全員がイノベーターシップを発揮する」ということを大切にしている当社。日々仕事をしつつ、ひとりひとりが会社をもっと良くするための改善・提案を積極的に行っています。
この考え方がさらにパワーアップ。提案するだけではなく、実行に移す1年にしよう!ということで全社をあげて取り組んでいるのが「周辺変革プロジェクト」なんです。
原則的に社員全員がプロジェクトを企画、もしくは参加し、ひとりひとりがしっかりと成果にコミットしていく。非常にチャレンジングな取り組みです。
シンボリックな成果を残したプロジェクトと実行メンバーには、「ベスト周辺変革プロジェクト大賞」与えられます。
第1回、第2回での受賞プロジェクトはこんな感じでした。
★3Q周辺変革PJ★ノウハウインタビュー第2弾!~組織をまたいだ業務フロー改革。鍵は、ひとりひとりの意思と、ゴールへの共通認識~
そして先日、1年間続けてきた「周辺変革プロジェクト」最後の表彰が行われました。
1年間の集大成となるような、2つのプロジェクトが受賞しました!
まずは、この方々にインタビューしました!
全国就業支援数拡大プロジェクトの皆さんは、「エン派遣」という、派遣会社様向けの広告媒体の営業をしています。プロジェクトマネージャーの角田さんが所属するチームは、約半分が入社1年未満の若手社員。スキルが足りていない中で営業活動を行っていて、顧客との関係が悪くなってしまうことも少なくなかったようです。
そこで今回のプロジェクトでは、今までできていなかったベテラン社員のノウハウを一般化して、若手にも使える形にしたことで顧客への提供価値の向上と業務効率化につなげました!
▼今回インタビューしたメンバーの紹介
角田さん(プロジェクトマネージャー)
徳永さん
堀さん
┃ベテランと若手の二極化した組織。体系だった教育ができていない現状を打開する秘策とは?
大河内:今回のプロジェクトでは、ベテランのノウハウを一般化したと聞きました!プロジェクト実施前は、どんなことが課題だったんですか?
堀:ベテランは顧客のフォローに注力していてノウハウが暗黙知化してしまっていた。だから、新人が多いチームなのにもかかわらず体系だった教育ができていなかった、というところですね。そんな状況だったので、何か組織として新しいことをする余裕もなかったです・・・。
大河内:そうだったんですね・・・。若手からベテランに対して「ノウハウ一般化してください!」って言うのもなかなか難しいでしょうねぇ・・・。
角田:なので、ちょうどベテランと若手の中間くらいの私と徳永さんで、ベテランの暗黙知の一般化に取り組むことにしました!
┃まずは若手の悩んでいることに向き合う。その悩みをベテランにぶつけることで暗黙知の見える化に成功。
大河内:暗黙知の一般化って、どうやったんですか?
角田:まずは若手の悩んでいることをヒアリングしました!若手が何に悩んでいるか分からないと、ベテランにノウハウを聞くときも何を聞いたらいいのかわからないので。ランチミーティングをして、ざっくばらんに聞きました。
大河内:ランチだと、肩肘張らずに本音が言えそうですね!若手にとっても、とてもありがたい機会ですよねー。ちなみに、若手はどんな課題を抱えていることが多かったですか?
徳永:お客様に提案するときって、お客様の課題の分析→打ち手の検討っていう順番で考えるんですけど、若手は打ち手から入ってしまうことが多かったですね。そこも矯正できるきっかけができたことは、嬉しかったです。
大河内:なるほど。私も営業で新人だった時に心当たりがあります・・・。どこに課題があるか仮説が立てられないし、勘所もないから仮説を立てるのにもめっちゃ時間がかかるという・・・。若手の悩みを把握した後は、どうしたんですか?
角田:把握した若手の悩みや課題をもとに、「じゃあベテランはどうやってるか」を、私と徳永さんでベテランに聞きに行きました!その内容をもとに、課題を抽出できる「振り返りシート」を作って展開しました。
大河内:その「振り返りシート」とはどんなものなんですか?
角田:担当しているお客様の状況を入力すると、課題と打ち手がでてくるツールです!これが若手にも好評で、今まではもらえなかった嬉しいお言葉をお客様から頂けたり、業務時間の大幅な短縮につながったという声を聴きました!
大河内:おおっ!それは是非若手の方にもお話し聞かなくては!
┃ノウハウの一般化が、若手の成長実感、チーム全体の業務効率化、顧客の満足度向上の三者三得に。
大河内:すいませーん!お話聞かせてくださいー!
上原&諸橋:いいですよー!
大河内:堀さんたちから、今回のプロジェクトで若手の方がだいぶ変わった、って聞いたんですけど、実際どうだったんですか??
上原:いやー、結構変わりました!まず、課題分析にかかる時間がすごい減ったのと、お客様に提案したことが実際に成果にもつながって、喜んでいただけたり。「ここ3年で一番良い提案をしてくれた」と言っていただけました。
大河内:めちゃくちゃ成長じゃないですか!!課題分析って、どれくらいかかってたんですか?
上原:今まではいっこいっこ課題をつぶしていくような感じだったので、1-2時間はかかってましたね。それが5分くらいになりました。
大河内:えええ!それは、かなり時間が浮いたんじゃないですか?浮いた時間は、何に使ってたんですか?
上原:知識の引き出しを増やすためにインプットの時間に使ったり、ですかね。
大河内:有意義な使い方!!諸橋さんは、どうですか?
諸橋:お客様に、「こんなに涙ぐましい努力をしていただいて・・・」というお言葉をいただきました(笑)最初はお客様に期待をいただいたのがはじめてだったので、正直プレッシャーも大きかったんですけど、「ちゃんとやれたんだな」と。
大河内:お客様から期待をもらえると、自信にもなりますよね!
上原:そうですね。人生、変わりました。こんな感じで。
これが・・・
こう!!
大河内:人勢変わった感じが、とても伝わってきました!再現ありがとうございます!!
全国就業数拡大プロジェクトの皆さん、ありがとうございました!!引き続き改善活動、がんばってください!!