
★周辺変革PJ ★ノウハウインタビュー! なぜゼロベースから3ヶ月で営業支援システムを導入できたのか?
はじめまして、経営企画室の大河内です。10月に中途で入社しました。
当社では「周辺変革プロジェクト」という取り組みを行っています。10月のキックオフでは高い成果を出したPJのメンバーを表彰する、受賞式も行ないました。
そこで、今回は「周辺変革プロジェクトとはなんぞや?」といったことから、今回受賞した3チームの取り組み内容を連載でご紹介したいと思います!
「プロジェクトの仕事の経験がなくて、PDCAの回し方が分からない!」
「3ヶ月で成果を出すプロジェクト運用のコツとは?」
といったお悩み・疑問のある方にとって、少しでもお役に立てればと思います。
|「周辺変革プロジェクト」とは?
「社員全員がイノベーターシップを発揮する」ということを大切にしている当社。日々仕事をしつつ、ひとりひとりが会社をもっと良くするための改善・提案を積極的に行っています。
この考え方がさらにパワーアップ。提案するだけではなく、実行に移す1年にしよう!ということで全社をあげて取り組んでいるのが「周辺変革プロジェクト」なんです。
原則的に社員全員がプロジェクトを企画、もしくは参加し、ひとりひとりがしっかりと成果にコミットしていく。非常にチャレンジングな取り組みです。
先日、ついに第一回の「ベスト周辺変革プロジェクト大賞」が発表されることに。
本賞は、シンボリックな成果を残したプロジェクトと実行メンバーに与えられる名誉ある賞です。
栄えある受賞チームは、全3チーム。本業も忙しい中、どのようにして短期間での高い成果を成し遂げたのでしょうか?
プロジェクト実行の裏にあった思いや、成功の秘訣に迫りたい!ということで、インタビューしました。
答えてくださるのは、こちらの方々!
PL(プロジェクトリーダー):嶋津 健児さん(写真右から二番目)
プロジェクトメンバー:(左から順に)西村亜矢子さん・木村聡子さん・中山敦子さん
|営業の効率的な情報共有のために。ゼロベースからのチャレンジ
嶋津さん達の営業組織では、当時使用していた営業支援システム(以下SFA)が、挙動の重さ・複雑なカスタマイズの影響で十分に活用されていませんでした。
そこで嶋津さんをはじめとするプロジェクトメンバーの皆さんは、どんなシステムを使うか決まっていない!というゼロベースの状況から3ヶ月の短期間で、営業が楽しく情報入力でき、かつ円滑なコミュニケーションができるような新しいSFAを導入するというチャレンジングな目標を掲げ、見事達成しました。
|営業の立場に立ちきったシステム導入。その秘訣は?
ーユーザーファーストで、利用シーンを頭の中で漫画に描く様にイメージしました。
と語っていたPLの嶋津さん。なんと今回システム導入を行った営業組織での営業経験は無かったとのこと。
どのようにして営業目線に立ちきったシステム設計を実現したのでしょうか?
その秘訣は、綿密な計画立てと、役割分担にありました。

プロジェクトメンバーの皆さんや営業メンバーにアドバイスをもらいながら、計画段階か
ら事業部長とも綿密なミーティングを重ね、しっかりと開発イメージを固めてからプロジェクト実行に移りました。
|「1+1>2」の役割分担。スピーディーな開発を実現
本業も忙しく、嶋津さんだけではプロジェクトを完結できない。それではどのような役割分担をすれば良いか?開発手法は何が最適か?という軸で考えました。
まず、開発手法。「アジャイル型開発」という手法を取り入れました。プロジェクトの流れを短期間のタスクに分割し、そのタスクごとにPDCAを回しながらプロジェクトを推進していくスタイルです。これにより、リスクを最小化することができ、スピーディーな開発が可能になりました。今回は、1ヶ月半で大枠作り、残りの1ヶ月でトライアルと改善とマニュアル作成を行いました。
次に、役割分担。要件定義・設計・開発・テストまでの一連の流れを、要件定義~開発の全体の監修をPMの嶋津さんが、開発をメインで行うのが現在事務職の西村さん、開発後のトライアルを営業職の木村さん・中山さんという形で分担しました。
開発のメイン担当の西村さんは、事務職ではありますが、嶋津さんの「西村さんの周りに気を遣うことができるスキルを開発でも活かして欲しい!」という強い想いからアサインされました。トライアル担当の木村さん・中山さんについては営業の方の目線から見た指摘をもらうため、あらかじめ「こういう観点で見てほしい」ということを伝えてからトライアルに臨んでもらったそうです。これにより、スピーディーな導入が実現しました。



|導入後の声と、今後の展望
開発後、プロジェクトメンバーによるトライアルや、導入マニュアルの作成などのきめ細かいフォローによって、スムーズな導入が実現しました。
導入後は、これまでのシステムに比べ、
「入力が楽!」
「引継ぎ情報や案件情報等をすぐに見られて効率的!」
「自分の業務に集中できる!」
「売上の予実管理が楽で見やすくなった!」
といった嬉しい声が現場から挙がっているとか。営業、マネジメントどちらにとっても使いやすいシステムの導入が実現しました。
今後は、さらに営業活動をしやすくするために改良を重ねるとのこと。楽しみですね!
ちなみに今回の受賞の賞金は、プロジェクトメンバーに分配して、残りは12月の飲み会に使われるそうです。楽しんできてください!!

SFA導入プロジェクトの皆様、ありがとうございました!今後も改良活動、がんばってください!!
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この記事を書いたレポーター

- rena_ohkochi
- 経営企画室で遊軍として色々やっています。 はじめての仕事ばかりですが明るく元気にがんばって生きています。
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