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時短ママ社員のマネジメントで気をつけることって? 育休明け社員を受け入れる管理職向け座談会  #WOMenLABO
2019/04/26UPDATE!

時短ママ社員のマネジメントで気をつけることって? 育休明け社員を受け入れる管理職向け座談会 #WOMenLABO

おぐら
2018年入社。4歳の息子と1歳の娘を育てるワーキングマザー。

もうすぐ5月。新しい環境で働き始めた方も、緊張がほぐれてきた頃ではないでしょうか。

 

当社では、4月に複数のママ社員が復帰しました。復帰するママ社員が緊張するのはもちろんのこと、実は受入れ側の社員たちも緊張していたり、不安を抱えているのでは…?

 

ということで、今回は私が参加しているWOMenLABO分科会の主催で『育休復帰者を受け入れる管理職ランチ』と題してを実施。この4月から育休復帰者をメンバーに持つ社員に対し、すでに時短ママ社員のマネジメントを経験している社員をゲストに、座談会を開催しました。

 

ランチをもぐもぐしながら座談会スタート!まずは自己紹介から。

ゲストスピーカーはこちらの2人。企画部でマネージャーを務める高橋(右)と営業部でマネージャーを務める堀(左)。

管理職の参加者は5名。拠点からも参加してくれました!

周囲に時短ママ社員がいても、自分がマネジメントするとなると不安が出てくるもの。

 

―――――時短の方への目標設定や、どのくらいの業務を任せたら良いのか悩んでいます。

堀:

きちんと本人とコミュニケーションをとって、どのように働きたいのかお互い理解しておくことが大事だと思います。

基本的には、時短社員もフルタイム勤務社員も変わりません。ママ社員になってからリーダーになる人もいるし、本人の意欲が重要ですね。

復帰して半年くらいは、子供の体調が安定しないことも多いので、配慮は必要かと思いますが、遠慮して業務を任せないことで「期待されていない」と捉える人もいます。

 

高橋:

日々の行動を管理する、というよりも、パフォーマンスを管理をすることを心がけています。1つ1つのタスク単位で管理すると、相手も上司も窮屈ですからね。

子育ては突発的なイベントが起こりやすいもの。ミッションを託すときは期日に余裕を持たせ、そのやり方は一任しています。信じて託す。そして、進捗報告をもらい、適宜軌道修正しています。

また、不要な業務をやめさせるのも、上司の仕事だと考えています。業務過多になっていたら、一緒にタスクを洗い出して優先順位を決める。やめるものは、潔くやめる。責任感のある方ほど、抱え込んでしまいますからね。こうした判断を上司がすることで、メンバーは本当にやるべきことに専念できます。

 

どんどん質問が出てきます。

―――――コミュニケーションの取り方について、勤務時間が短いので、どうしたらうまくいくんでしょうか?

堀:

最初に細かく状況を把握するようにしています。例えば、何かあったら祖父母が助けてくれる環境なのか、保育園は何時まで預かってもらえるのか、延長料金はかかるのか・・・など。

社内結婚の場合は、旦那さんの方に家での様子を聞くこともありますね、愚痴ってないかな、とか(笑)

あとは、本人が参加しやすいように夜の飲み会をランチ会に変えたり、グループのMTGを日中に実施したりコミュニケーションの場に参加できるように意識しています。

 

 

高橋:

きちんと話を聞くことを大切にしています。私自身、二児の父親ですが、子育てママのことをわかったつもりになってはいけない。そう自分に言い聞かせています。子どもには個性があり、家庭環境も千差万別です。先入観を持たず、一人ひとりの状況をしっかり教えていただく。傾聴からスタートすると、コミュニケーションにズレがなくなると思います。

 

東京にいながら、拠点ママ社員をマネジメントする社員も。不安な気持ちを教えてくれました。

 

―――――急なお休みが発生することもあると思います。どうフォローしたら良いでしょうか?

 

堀:

ママ社員が進めている仕事に一緒に入ることもありますね。

営業メンバーの場合は、一緒に商談に行くことも。急なお休みのときは代わりに上司として対応することもあります。クライアントからの電話も、ママ社員の業務時間外は、上司が一次対応することも。

もちろん、お客様に了承を得ていますよ!

 

高橋:

人間は機械ではありません。大人だって体調を崩す。フルタイム社員の場合でも、冠婚葬祭や体調、家庭の事情などで急遽お休みすることはあるのですよ。小さなお子さんのいるパパ社員もそうですね。

ですから、誰が休んでも業務が止まらないように組織づくりをすることが大事だと思っています。仕事の進捗を共有し、休んだ時のバックアップを常にできるようにする。試行錯誤しつつ、みんなで仕事の仕方をカイゼンしています。

 

ママ社員として活躍するWomenLABOの大原も、自身の経験を元にアドバイスを送ります。

 

ランチタイムという限られた時間ではありましたが、多くの貴重な体験談&アドバイスをいただけました。

最後にゲストスピーカーのお二人からメッセージを!

 

育休明けはお子さんが保育園に慣れず、やむを得ず勤怠が乱れたりすることもある。産休育休復帰直後は、必要以上に焦るものです。

だから、仕事の目標を長期的なものにして、半年、一年スパンで考えると良いと思います。仕事はマラソンと一緒。70歳まで働く時代です。復帰して半年はすこしペースを落としても、あとでいくらでも挽回できますからね!(高橋)

 

ママ社員になって、今までと同じように頑張ってもパフォーマンスが半分しかでないこともあります。でも、それもまずは受け止めましょう。

今まで仕事を100%の力で頑張っていたとしても、ママ社員になったらママ業50%、仕事50%、これでやっと100%です。

その状況を理解した上で、どう一緒に働いていくか。それを一緒に考えていくところから、始まると思います!(堀)

 

貴重なお話をありがとうございました!!

 

当分科会では、下記の取り組みも実施しています。

▼上司向け人事説明会のはなし

https://www.en-soku.com/business/32455

 

▼上司向けガイドのはなし

https://www.en-soku.com/life/43703

 

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この記事を書いたレポーター
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