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「仕事でフルスイングできない病」からの卒業。
2017/10/23UPDATE!

「仕事でフルスイングできない病」からの卒業。

masashi_hino
2012年入社。エンの広告宣伝担当。最近の悩みは、年々激しさを増す乗り物酔い。ブランコは3分、地下鉄は20分でダウン。

今回、社長賞をいただいた日野と申します。

今は「ブランド企画室」という部署で、CMや交通広告などのプロモーション企画・制作を中心に携わっています。

このようなサービスプロモーションの企画やCM制作はもちろん。

 

イベント出展時のブースデザインから装飾。

 

コーポレートサイトのリニューアルまで、幅広く仕事をさせてもらっています。

 

2012年に求人広告のコピーライターとして入社して、一昨年からいまの部署(ブランド企画室)へ。もうすぐ入社5年半というところでしょうか。

大学時代の専攻はプロダクトデザイン。”電機メーカーでデザイナー”が卒業後のゴールデンルートっていう学部でしたから、そこから考えるとだいぶ道を逸れた感はあります(笑)当時は先生も、親も、友達も、「何でコピーライターやねん」っていう感じで。

でも「クリエイティブな仕事」「カタカナのついた職業」ぐらいのアバウトな軸で仕事を探していた僕にとっては、プロダクトデザインもコピーライターもそこまで変わらなかったわけです。いま思い返すと、アホだなーと思う反面、はんぶん正解だったのかなとも。

 

低空飛行の4年間。

入社から4年間のコピーライター時代は、それほど輝かしい成績を収めることもなく過ぎていきました…。

エンには「クリコン(クリエイティブコンテスト)」っていう、四半期に一度の社内コンテストがあるんです。どの求人広告が、いちばん鋭い企画・鮮やかなクリエイティブで、求人企業の課題解決を実現できたか、全社投票で決めるっていう。

クリコンって、だいたい入社3年4年と経験を積んだコピーライターだと、けっこう多くの人が入賞するんですね。でも僕はかすりもしませんでした。入賞はおろか、ノミネートさえされなかった。

たぶん、中途半端に器用だったのが災いしたんだと思います。昔からそうですが、何にせよそれほど努力しなくとも、70点、80点の成果が出せてしまうタイプで。そこそこの成果が出せてしまうぶん、「フルスイングする」ことを知らない。というか、しない。

思いっきりバット振って失敗するのは怖いし、何よりその労力を面倒だと思ってました。だからクリコンのように「ホームラン」が求められる場所では、成果を出すことが出来なかったんです。

最初はそれでも良いと思ってました正直。賞をとるのが全てじゃ無いよなと、自分を納得させていた。でもまわりのみんながバシバシ賞をとっていくなかで、なんとなくモヤモヤが募ってきて。。

初めての修羅場。

そんなモヤモヤを抱えつつ、異動の打診をもらったのが4年目の冬。当時、求人広告のライティング以外に、ちょこちょこ販促用のLP制作とかにも手を出していたのですが、それで目をつけてもらって。ブランド企画室という部門で、自社のプロモーションの仕事をやってみないかと。

ゆくゆくのキャリアとして何となく視界のフチに入ってはいましたが、まさかこのタイミングとは。今の部署でこれぞという成果も残せていないし、アリなんだろうかという葛藤もありました。ただせっかくのチャンスだからということで、周囲も後押ししてくれて。チャレンジしてみようということになりました。

異動前は、例によってフルスイングじゃなくてもいけるんじゃないかと思ってたんです。でも環境が違いすぎた。右も左も上も下もわからない状況からのスタートで。広告代理店さんの使う用語はイチイチわからないし、みたこともない額の予算を管理しなきゃいけないし、CMの制作ディレクションなんてやったことないし。。もうパニック。ずっと冷や汗流れてる状態です。

しかも超少人数の部署だから、常にサポートを受けられる状況じゃない。もう、それは、ただただ勉強するしかありませんでした。ブランディングやらマーケティングやら名のつく本を片っ端から読み漁る。外部パートナーの方に勉強会を開いてもらう。経理に泣きつく。

これまでの人生でいちばん「もがいた」実感がありましたね。相変わらず表に出さないタイプなので、周りにはまったく伝わってなかったと思いますけど。個人的にはけっこう辛かったです。しんどかった。

でもその経験を通じて、気づいたんですね。「もがく」って大事だなと。静かにでも、がんばるって大切だなと。上っ面でしか共感できていないかった「成長」が、入社5年目でやっと腹に落ちたような気がしました。

 

中堅こそ勉強。

遅ればせながら、そこからですね。社会人何年目になっても学ぶって大切なことだと思ったのは。本を読む頻度もずいぶん増えましたし、サボりがちだった新聞も毎朝読むようになって、Webでも2ちゃんのまとめ記事じゃなくて、お堅めの記事を読むようになった。だいぶ視野が広がったように思います。

だいたい同じ会社で4・5年目になると、仕事の勝手もわかってくるし、社内の知り合いも増えてくるじゃないですか。すると、既存の知識やノウハウだけでも仕事は一応まわせるようになってしまうんですよね。居心地も悪くないし、何よりラク。僕も異動で修羅場を経験しなかったら、そうやって安穏としていたと思います。

でも何年目だろうが、新しい知識に触れ、技術を身につけたら、実は仕事の濃度ってまだまだ上がるし、新しいことにもチャレンジできるということに気づかされた。これは本当に運のいい発見でした。何年目が中堅にあたるかは会社それぞれだと思いますが、全国の中堅社員仲間に伝えたいです。勉強しようって(笑)

結局今回の社長賞受賞も、そういう学習の積み重ねがきちんと仕事に反映されたという点を評価いただいてのこと。ほかに社長賞を受賞された先輩方をみても感じます。いま入社10年を超えて輝いてる先輩って、きっと社会人歴や人生経験にあぐらをかかず、安穏とせず、絶えず勉強し続けた人たちなんだろうなと。

もうすぐ入社7年目。これからも学び続けて、よりインパクトある成果を残して、再び社長賞の表彰台に上がりたいと思います。

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この記事を書いたレポーター
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2012年入社。エンの広告宣伝担当。最近の悩みは、年々激しさを増す乗り物酔い。ブランコは3分、地下鉄は20分でダウン。
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