入社後活躍研究所の千葉です。
早いもので、入社後活躍研究所が設立されてから、１年が経ちました！これも、たくさんの方のご協力があったからこそです。ただただ、感謝するばかりです。
この１年間、様々なコンテンツを発信してきました。どれも想い出深く、もっとたくさんの方に読んで頂きたい、と思っております。
そこで、今回も前回の投稿に引き続き、これまでの活動を振り返りながら、「入社後活躍」に役立つ書籍をご紹介させていただきたいと思います！
１冊目
「採用学」
採用は、「勘や経験」に基づいて判断されることが多く、まだまだ科学的であるとは言いにくい分野です。そのため、採用時のミスマッチングは多く、それが早期退職につながってしまうことも多々あります。そこに問題提起をしているのが本書です。
科学によって導かれた良質な「論理（ロジック）」と「データに基づく証拠 （エビデンス）」によって、自社の採用を見直し、再構築するための「考え方」を紹介してくれています。採用に関わる方は必読です。
※採用学の中でも「期待のマッチング」や「RJP理論」について、服部先生にインタビューさせていただいた特集がこちらです。
２冊目
「経営学習論」
各企業に適した「人材育成施策」を考える際に役立つ著書です。「いかに新入社員を育成すればいいのか？」「マネージャーにどんな経験を積ませて育成すればいいのか？」 「 このような課題の答えを見つけるヒントが満載です。
その他にも、「新入社員や中途入社者を組織に馴染ませる方法」「仕事そのものから学びを得る方法」「学びを 促進する職場コミュニケーションのあり方」「社外での学びの促進方法」などが、基礎的な理論と豊富な定量・ 定性データをもとに紹介されています。
「経営・組織・学習」に関係する、ここ数十年の研究成果を総括し、人材育成の基礎理論・基礎概念を紹介 していることはもちろんですが、独自調査も豊富で、実践に役立つ内容となっています。
人材育成を担当する人事だけでなく、経営者やマネージャーの方にもおすすめの一冊です。
※経営学習論の中でも、著者である中原先生に 「組織再社会化」について、詳しくお話を聞いた特集がこちらです。
今回はこちらの2冊を紹介させていただきました！インタビュー記事とともに読んでいただくと理解が深まりますので、オススメです！
「入社後活躍」に役立てば幸いです。