皆さんこんにちは!
今回、ハイ・ミドルクラス採用支援事業部内で、
新サービスサービスの立ち上げを行っている二人にインタビューし、
現状と今後について伺ったので、是非皆さんに共有できればとおもいます!
■プロフィール(青柳さん)
2006年4月 エン・ジャパンへ入社。新卒採用支援サービスの営業、マネジメントに従事
2014年6月 人材紹介事業部へ異動、企業担当、両面の営業、マネジメントに従事
2023年10月 新サービスの立ち上げを担う
■プロフィール(木村さん)
2021年4月 エン・ジャパンへ入社、AMBI・ミドルの転職の新規営業に従事
2022年10月 同組織内でチームリーダーに従事
2023年10月 新サービスの立ち上げを担う
何をやっているか
青柳:自社データベース(AMBI・ミドルの転職)を活用し、
ダイレクトリクルーティングに特化したRPOサービスの提供を行っています。
スカウト送付や面談実施、候補者フォローといった採用プロセスの代行はもちろん、
単に代行を行うだけではなく、カンパニークライアント内における
ダイレクトリクルーティング活用の仕組創りおよび採用力の向上を支援しています。
企業を取り巻く環境変化の速さ、労働人口の減少、人材の流動化などの影響を受け
キャリア採用の重要性が益々増している中、今までのエージェントや求人広告を中心とした
採用手法だけでは採用計画を達成できないといった企業が増えています。
また、単に採用計画を達成するだけではなくいかにより良い候補者を採用出来るか、
採用コストを抑えられるか、採用ニーズ発生から充足までのリードタイムを短くできるか、
も重要なテーマになっています。
そのような中で、ダイレクトリクルーティングに注力しようとする企業も増えていますが、
ダイレクトリクルーティングを効果的に運用するには、リソースや運用体制、ノウハウが必要となり、
複数の課題がある中でうまく活用できていない企業が多くいることも事実です。
また、これらは私たちのAMBI・ミドルの転職に期待をいただきご利用いただいている
カンパニークライアントにおいても大きな課題になっていました。
その課題を解決し、カンパニークライアントの採用成功と業績向上に貢献していきたい、
そのような想いから生まれたのがこのサービスです。
一年たって
青柳:私たちの顧客は誰か、どんな価値を提供できるのか常に問い続けてきた一年でした。
支援するカンパニークライアントも、ベンチャースタートアップから大手企業へ、
サービスもスカウト代行のみから、RPOサービスへとピボットさせるなど変化をしながら動いてきました。
環境が常に変わり、正直未だ明確な勝ち筋がつくれているわけではないですが、
カンパニークライアントのニーズや当社のユーザー特性など様々なことが見えてきた中、いまは大手企業を中心に支援しています。
大手企業はあまり採用に困っていないように見られがちですが、そんなことはありません。
新卒採用中心だったこれまでの活動から、急激にキャリア採用の人数が増え採用比率はすでに新卒と中途で逆転しつつあります。
一方で新卒採用と比べるとキャリア採用の経験が浅く、ノウハウもそこまで蓄積されていない中、
人事の方も少数精鋭で業務を行っている状況。更に現場側も非常に忙しいためなかなか連携がしにくいなど、多くの悩みを抱えています。
木村:新サービス立ち上げ以前含め、私も多くの大手企業とお話をさせていただく機会がありましたが、
同様のお悩みを伺う機会は非常に多かったです。同時にそれらの大手企業は社会に対して与えるインパクトも大きい
一方で”中途採用に精通”していないケースも多く、結果的に事業を成長させるための採用活動がうまく行えていない。
ここに対して、我々のようなサービス提供者が、まだまだご支援を行える余地がある。と感じていました。
実際に、日本を代表する大手企業のご支援を進めさせていただいておりますが、
ありがたいことに大きな期待をいただいており、これまで自社だけでは取り組めていなかったことに、
我々との活動を通して、新たに挑戦いただいております。
また、大手企業は多種多様な人材を採用しており、魅力的なポジションも非常に多いですが、
意外にも、その事実を知られていない、認知してもらえていないケースもあります。
そのような魅力的なポジションを、求職者にしっかり届けることができる。
求職者にとっても、予想していなかった出会いやきっかけにつながり、
結果的に双方にとって大きな価値につながるのが、このサービスだと感じています。
今後どうしていきたいか
青柳:当社のパーパスに繋がりますが、社会のために懸命になれる人を増やしていきたい。
そのためにカンパニークライアントとともに変革に挑戦し課題を解決していきたい。そう考えています。
いまは未だ採用活動の一部分を担う形ですが、カンパニークライアントの抱える課題を解決しようとすると
ソリューション・サービスを広げられる余地はいくらでもあります。今の形に固執するつもりは全くありません。
人材戦略にかかわる活動を変革し、組織そして企業の変革を支援する。
社会に大きく貢献している企業の採用が変わり、今まで出会えていなかった求職者
(求職者にとっては自身の可能性を最大限発揮できる企業)との縁が生まれ、
入社後の活躍を通じて企業(そして求職者も)更に成長していく。
この積み重ねが、社会のために懸命になる人を増やし、世界を良くすることに繋がります。
その鍵となるのが、当社が大事にしている「入社後活躍」です。
急激なキャリア採用拡大の先にあるのは、「多様なバックグラウンドを持った人材の能力を最大限引き出し、活躍・定着に繋げられるか」の課題です。
そう考えると、支援するのは採用活動だけでは不十分です。
一方で当社は活躍・定着に関する様々なサービス、ノウハウを持っています。
この強みを活かし、カンパニークライアントの本質的な課題を解決出来るユニークなサービスをつくっていきたいですね。
木村:青柳さんがお話されていることは私も強く感じています。
また別観点で具体的な話をすると、事業に携わる現場の方々を
もっと採用に巻き込んでいきたいと感じていますし、
現場の方々主導で採用活動を行っていける。そんな仕組みつくりをお手伝いしていきたいです。
大手企業をご支援させていただくなかで、
やはりまだまだ人事と現場の方々の距離感や採用への温度感、市況そのものへの認識の差を感じることも多いですし、
結果として、長らく採用ができていないポジションや、採用できたとしても入社後配属されるとギャップが大きく、
早期離職や入社後の活躍にうまくつながらないケースを多く目にしてきました。
だからこそ、根本の採用ニーズが発生している現場の方々に、
今まで以上に採用活動に関わっていただく必要があると思いますし、
採用に対する意識や考え方そのものを変えていく必要があると感じています。
こういったご支援を通して、企業自体の採用力そのものが向上し、
結果的には、我々を介さずとも自社だけで流動的なニーズに応じた採用をうまく行える。
そういった仕組みを作るご支援を行っていきたいです。
最後に
青柳:前述のミッションを推進していくためには私含めてサービスに携わる
一人一人がもっと力を付けていかないといけません。
RPOは人の力が全て。人の力がダイレクトに提供価値に反映されるビジネスです。
だからこそ自分たちがCSA(「CareerSerectability(R)」=キャリア自己選択力)を身に着け、成長し、
より両クライアントの役に立てるようになっていきたいですね。