
審査室の謎に迫ってみた
Q.突然ですが、「審査室」についてどんなイメージがありますか?
「謎の番人感がある。言うことは絶対って感じがして、話しかけづらい。」
「目線がシビアな割に、中で何やってるか見えない。よく、わからない。」
「審査室ってよく聞くけど、あんまり中身を知らない。なんか、怖い。」
︙
こんなイメージを持たれているのでは。と伝えたところ、
審査室長「まあ、嫌われ役なんですよね、基本的には」

・・・せつない気持ちになりつつ、今回はそんな、
方々からキツイイメージを持たれがちな(?)「審査室」の謎に迫りました!
後半、審査室のお二方のインタビューは必見です★
▼知られざる審査室の歴史
まずは審査室の何ぞやをまとめてみました
エン・ジャパンには、
営業部や人事部、広報部など、活躍している部署がさまざまありますが・・・
今回ご紹介する審査室とは、
中途求人メディア事業部という「エン転職」を扱う部署に属し、
主に「エン転職」の掲載判断や規定に関する管理をおこなっている組織のことです。
実は、審査室自体が組織として設置されたのは2017年の10月ごろ。
「エン転職」というサービスが発足した当時から「掲載規定を持って判断する」業務は
もちろんあったものの、制作部長が兼任して責任者を務めていました。
エンの会社規模が拡大するにつれ、兼務の限界が訪れたために
約2年前、水端さんが立ち上げたのが「審査室」だそうです。
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▼見えざる審査室の風景
ではちょっとのぞいてみましょう



な、なにやってるか、全くつかめない・・・(汗)
ということで・・・
▼語られる審査室の日常
インタビューよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします!
よろしくお願いします!

さっそくですが、「審査室」ってどんなことをしているところなんでしょうか?
複合的に「判断を下す」ところですね。業務としては2つあります。1つは規定の相談対応。「どういう記載であれば掲載が可能なのか」を軸に、営業さんや校閲さん、ディレクターさんなどから来た相談に回答しています。「エン転職」以外の部署の方から質問を受けることもあります。もう1つは、規定の改正です。いろいろな時流背景を鑑みながら、「エン転職」という求人広告に関する規定を幅広く精査しています。
となると、結構時間も割いていそうですよね。
毎日どれくらいの相談量なんでしょうか?
1日10件前後ですね。1件あたり、数往復のやり取りがありますが、キリがないので平均1時間以内に収めるように動いています。1件につき15分以内を目安に動いてはいます。

適切に対処する力が無いと厳しそうですね・・・
審査室業務で大変なことも多そうですが、どんなときにそう感じますか?
大変なことはありますね~。一番は嫌われることですね。細かい規定があることで、掲載する文言を変えなくちゃならない時に、何だよ、と思われることも多いと思います。実際、お客さん思いの社員とそういうやり取りもあります。我々も事業部の一員なので、収益性をもちろん考えます。でも、規定に則ることは信頼性に直結しますから。そこの両立は一筋縄ではいかないな、と。
「相手の理解を得るにはどう伝えたらいいか」という難しさは常に感じます。一言「できません」と言うことは簡単。ただ、それでは相手は納得できません。相手に伝わるように「ダメ」であることを伝えること。文面上でのやり取りなので非常に難易度が高いと感じます。
あと、先ほど言った規定を変える業務ですね。広告に関する規定を改正すること。それはつまり「抜本的仕組み」を変えるということです。そのままいくと、組織への歪が生じる。そこの調整が大変です。
なるほど。「改築」のようなイメージですね?
例えば家を建て替えるときの、新たな「骨組み」を考える部署・・・というか・・・

建物のリノベーション的な意味でいうと、「『この部屋をこう改築したい』という相談に対して、『今の骨組みだと無理が生じるので諦めてください』とか、『こういう内装希望が多いので、骨組みを変えます』と返すのが我々。そこから他の入居者に対しても色々と調整が発生していく、という感じですね。
(無茶な例え話の着地もきれいに・・・!? 元コピーライターとしての真髄を感じる・・・!)
では逆に、審査室の業務でおもしろいと思うときはありますか?
おもしろいと言っていいかはわからないですが、「エン転職」のブランドを守っている部署とも言えるので、良し悪しを判断するという、やりがいは大きいです。根本的な大きな決断をするという意味でやりがいを感じますね。信頼性に直結するので。
みなさんの期待されている回答とはちょっと違うかもしれないですが・・・例えば、設立1年以内未満の企業が多いなど、「業界トレンドが知れる」ことは業務に携わっていると見て取れるので、楽しいです。業界内の流れや動きを見えるのがおもしろいと思いますね。
あとは、働き方改革みたいなところで、政治や経済の流れはすごく感じやすいことがおもしろいです。規定という「きまり」をつくるのは大変でもありますが、おもしろいんです。
たしかに。
政治や経済などが影響しているのかも、と広告から裏側が見えるおもしろさはありますよね!

では、「審査室として判断を下すときに大切にしていること」はありますか?
「エン転職」のブランド性と事業性の両立ですね。大前提としてあるのは「ユーザーファースト」。ユーザーファーストであればあるほど、ブランド価値は高まります。「ユーザーにとって適切な情報提供になっているか」「ユーザーに不利益を与えないか」という軸は常にあります。
規定に則っているか、きちんと根拠を提示し、かつ相手に納得してもらえるような判断軸を持つことです。
「相手視点」が第一ということですね・・・!ありがとうございます。
最後に、エン転職の広告制作に関わる方へ、お二人からコメントをお願いします!
何でも相談してください。掲載に関する疑問や課題を解決するための専門部署として我々がいるので、規定に関して業務上で困ったことがあったら、できる・できないだけではなく、どうしたいのかまで汲み取って、解決策を提示できる審査室でありたいと思っています。
同じくです。
小さい不安要素でも、相談してほしいですね!

そんなお二方いわく、
「頼りがいのある審査室を目指している」そうなので、
これを機にどしどしご相談してみてはいかがでしょうか★

今日も明日も、すべてのユーザーのために。
★ちなみに・・・
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この記事を書いたレポーター

- 納品サポートグループ
- エン転職の原稿を守る”最後の砦”、納品サポートグループです。