
「Webマーケティング」に役立つ一冊(2019年2月編) #プロモーション部
こんにちは!プロモーション部のキンです。
まもなく3月になり、もうすぐ4月ですね。
4月からWebマーケティングに携わる人向けに、「Webマーケティングに役立つ一冊」をご紹介したいと思います!
今日は福島さんと一緒に紹介していきたいと思います!福島さん、どうぞよろしくお願いいたします!
どうぞよろしくお願いいたします!
Webマーケティングの「マーケティング」ですが、さまざまな定義があります。ただ、どれを取っても「問題解決」から離れられません。そういう意味では、問題解決力を磨くためにオススメしている本が『イシューからはじめよ』です。
ロジカルシンキング・問題解決のバイブルと言われていて、数字やデータをもとにした仮説検証が必要なWebマーケティングの仕事に携わっている人なら全員にオススメしたいです!

問題解決と言えば、わたしは『2軸思考』がオススメです。
問題に直面したとき、どこから手を付けたらいいかわからないもの。そういうときは、紙にタテとヨコの2本の線を引いて、考える範囲を決めるんです。考える範囲が決まると、無駄に考えることなく、物事や情報がシンプルに見えてきます。そんな思考法を教えてもらった本です。

さらに実務に密接する書籍として、『なぜ「戦略」で差がつくのか。』がオススメです。
「マーケティング戦略」や「ブランド戦略」をよく耳にしますが、「戦略」とは一体何なのか?本の中で明確に定義してくれています。写真にはないですが、帯に「2つの要素さえ押さえれば、あなたは戦略を使いこなせる」と書いてあります。答えは「目的」と「資源」なんですが、想像以上に資源の捉え方が広くて。
時間も一種の資源だと読んで、仕事の考え方と進め方が大きく変わりました。「勝つ」だけではなく、「一秒も早く勝つ」ことに意味がある。そう考えると、戦意がMAXになります。

戦略関連なら、上司から薦められた『競争としてのマーケティング』がとても勉強になりました。
マーケティングのレジェンドであるアル・ライズとジャック・トラウトが唱える「競争志向によるマーケティング戦略」を解説したものですが、一章一章がわかりやすくまとまっていて、初心者でも読みやすいと思います。
市場が成熟化された今、いいものを作るだけでは売れない。より重要なのは、「自社が置かれた競争環境を正確に把握したうえで、顧客の心の中で競合との差別化を通して顧客の心をつかみ、購入に結びつけ、そこから利益を上げるコンセプト(基本理念)」だと言っています。

最後に、もう一歩踏み込んで、実務ですぐ活かせる考え方を磨く書籍を紹介したいと思います。
プロモーション部の仕事で大きな割合を占めているのが、「広告クリエイティブ制作」です。理念に根ざした訴求を広告クリエイティブとして、各サービスのターゲットに届け、知ってもらい、使ってもらう、という仕事です。
「理念に根ざした広告クリエイティブ」を制作するうえで、言葉はとても大切です。「言葉にできる力」を高めるノウハウが詰まった一冊としてオススメしたいのが『「言葉にできる」は武器になる。』という本です。
人を動かす言葉は、美辞麗句じゃなくていい。「メッセージとしての明確性」「そこにいかに自分を投影するか」「伝えたい想いをいかに生み出すか」という視点で、言葉に意志を込められるかがポイントだそうです。

エン・ジャパンは言葉を非常に大切にしている会社です。「転職は慎重に」というコピーがあるように、転職を煽らない広告クリエイティブ制作を、プロモーション部の全員は心がけています。
広告クリエイティブ制作と言うと、「センス」が必要そうじゃないですか?わたしもそう思っていました。ところが『センスは知識からはじまる』という本と出会って、その考えが覆されました。
結論がタイトルそのままですが、
・センスとは知識の集積である
・客観情報の集積がその人のセンスを決定する
・いいものを知り、悪いものを知り、普通も知れば、ありとあらゆるものがつくれる
つまり、センスとは生まれつき備わったものではなく、磨くことによって高められるものだと言います。

先輩に薦められて読んでとても勉強になっているので、後輩たちにもオススメするようにしています。
前回登場したTableauガールもそうでしたが、プロモーション部の仕事は自己研鑽が欠かせません。読書は最低限抑えないといけないポイントですね。
今後も定期的に「Webマーケティングに役立つ一冊」を紹介していきたいと思います!
ではまた次回をお楽しみにー!
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この記事を書いたレポーター

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