
2mのワニ!?コブラとゴルフ!?1年間インドで過ごした社員にインタビュー!#きょうのエン
こんにちは!広報の清水です。
7か国25拠点に展開するエン。実際多くのエン・ジャパンのメンバーが、各国で活躍しています。
こちら、4年目のMIYUさんもその一人。

社内留学の制度で1年間、エン・ジャパンのグループ会社であるインドの人材会社New Era社で経験を積み、この5月に帰ってきました。
そんなMIYUさんに突撃インタビュー!リアルなナマステ女子のキャリア事情が聞けました。
Q.なぜ社内公募に応募したの?
きっかけは、大学3年の時のインターンシップ。インド研修に行かせてもらいました。その時に活躍している社員の方たちを見て、「いつか海外で働きたい!」と強く感じて。
エン・ジャパン入社後も、「もっと大きなマーケットで、最前線に立ちたい」という気持ちは大きくなっていきました。なので公募が出た時、チャレンジすることを決めたんです。
Q.行く前に不安だったことは?
私より、周りが不安がってましたね。「事件が多いけど、大丈夫?」「治安が悪いんでしょ?」「差別されるんじゃないの?」などなど・・・。
私は不安よりも、インドで働けることの喜びのほうが大きかったです。それよりも初めての一人暮らしで朝ちゃんと起きられるかは心配でしたけど・・・(笑)。
実際にインドに行ってみたら、最低限のルール(たとえば夜中に一人で出歩かない、知らない人について行かない、地方に行くときは一人で行かない、など)を守りさえすれば、危険なことはありませんでした。

Q.行ってみて、驚いたことは?
全てです!(笑)
まずは、食べ物について。ベジタリアンが4割を占める国なので、肉と魚、魚介がない。お寿司を食べたくなって、夢にまでお寿司が出てきました。
あと、時間感覚。「計画を立てる」という事が苦手なインドの方々。依頼したことを5回くらいリマインドすることも、しばしば・・・。まぁ人によりますが・・・。

でもこれには、深い理由があるんです。植民地支配を受けたことがある国なので、支配者がコロコロ変わる。トップが変われば常識が変わるので、個人で計画を立てても無意味になる。だったらその場その場で乗り切ろう!という感覚が文化になったそうです。
インドには、この文化を表す「ジュガード(Jugaad)」という言葉があります。これは「トラブルに対して、目の前にあるものを使い、斬新なアイディアで乗り切ろう」という考え方。生活にも息づいていて、たとえば、1台のバイクに5人で乗るのもジュガード。理由は「だって乗れるから」。インドの方々のその場での対応力と突破力、柔軟性は勉強になりました。

Q.インドで起きた、最大の事件は?
赴任2週間でデング熱になってしまいました。熱が41.7℃まで出て・・・。5日間入院しました。
また、インドでゴルフを始めたんですが、コースの池にはなんと2mくらいのワニが!さらにティーショットを打つ時、コブラに威嚇されながら打つなんてことも。“自然が豊か”でしたね(笑)
Q.インドで働いてみて、どうだった?
まず、思っていたよりも安全でした。最低限のルールを守れば怖い目にはあわずに済むと思います。
何よりビジネスの勢いが本当に経済成長期の日本のようで、どんどん工場が立ち上がり、増築されていく。電車の路線が作られる、新しいビルが立つ、道路が開通する――。そんなインドの成長を支える企業と、採用について「ああでもない、こうでもない」と言いながら一緒に頑張れたのは、最高の経験だと思います。
英語がぜんぜんできなかった私が、会社の理念や考え方についてインド人同僚と議論できたり、悩み相談をしあえるようになった。この経験は大きな財産です。インドでのビジネスの経験を通じて、語学力と、一生の友人に出会えました。

5月より、東京本社に戻ってきたMIYUさん。制作部のディレクターとして活躍中です。
日本とインドの距離は、約6,000キロ。
それだけの距離をはさんでも、変わらず活躍し続けるMIYUさんの今後に、目が離せません!

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この記事を書いたレポーター

- しみず
- エン・ジャパン広報。好きなお酒は鍛高譚。ホットヨガでデトックス。