はじめまして、人材紹介事業部で転職希望者と面談をおこなってキャリアアドバイスを行なう「キャリアパートナー」の遊佐です。
2017年4月に中途入社し、半年後の2017年10月に入社1年目の社員が対象の社長賞新人賞を頂くことができました。前職はアパレル10年という、全くの畑違いからの遅めの転職で、実績を出すことができた道のりをお話させてください。
まずは、自己紹介から。
エン・ジャパンに入社する前は接客業をしていました。当時は毎日店舗での数字のこと、スタッフのこと、顧客のことなど今思い返すとよく分からない位、毎日悩んでいました。
その間、半年～1年に1回の転勤・引越しが当たり前で、人生で引越しは10回以上（そのおかげで、特技は荷造り・荷解きです）しました。各都道府県の良さを知れたのも前職のお陰なので、いまでも旅行に出掛けるのが大好きです。
しかし同じ職種を10年もやると、へんなベテラン癖がついて後戻りできなくなりました。知らないことを知らないと言えなくなっていってしまったり、マネジメントしているスタッフへ知識を与える側にならなくてはいけない…！と焦って勉強をしたり。
30歳という人生のターニングポイントを迎えて、残っていたのは変なプライドとアパレルしか知らない自分でした。「このままではいけない…知らない世界をもっと知らないといけない！」と思い立って転職を決意。そこで入社をしたのが、「入社後活躍」を掲げていた、エン・ジャパンでした。
入社してからは、驚きと発見の毎日でした。
毎日得る情報も、今自分がしている業務も、なにを作り上げるためのどの工程なのかを必死に理解し、たまにちらつく不安は無視して、とにかくがむしゃらに“量”を追いました。
なんて自分は世間知らずなんだとも思いましたし、30歳を過ぎて初めて社会に出た気持ちになりました。気持ちは新卒社員という、面倒な31歳の中途社員です。
そんなやっかいな中途社員を、一人前のキャリアパートナーにすべく、あの手この手で接してくださったリーダーの河﨑さんには本当に感謝しています。
いま現在も叱られることは多いですが、私の甘い考えを根本から叩き直してもらっています。そして、慣れない業務に戸惑う私を理解しようとし、受け入れてくださった人材紹介事業部の関西拠点の皆様にも本当に感謝です。
せっかくの機会なので、成果を出せたポイントをご紹介します。
｜固定観念を捨てる
そもそも経験の無い業界・職種への挑戦。
自分が経験してきたことの何が活かせるのか分からない状態でした。現在、日々の面談で転職相談を伺っている求職者の方々と同じ心境です。分からないなら思い切って、１から全力で取り組むこと！これしか自分にはないと思いました。
とはいえ、10年重ねてきた社会人経験。固定観念を捨てる難しさもありました。具体的には、下記を意識して取り組みました。
「まずは質より量を追う！」
短期間で多くの経験ができ、自分には何もできないという思い込みを捨て、少しずつですが自信を持つことができました。
「ネガティブなことを言わない！」
モチベーションが低いのは一番駄目です。何事も全力で、朝から晩まで周りが引くくらいいつも元気です。
「面談では“人”として向き合い、信頼していただけるようになる！」
一人ひとりと向き合い、転職ができたときに頂く言葉が何よりも励みです。
｜転職に悩む求職者と、どのゴールを一緒に目指すのか
面談では転職を悩んでいる求職者とお話しますが、今の職場より条件面がいいところに「転職先がみつかる」がゴールではないと思っています。入社後にその会社で自分が働く意味を見つけることができ、個人の成果をだしながら、やりがいを得られた時がゴールだと思います。
そう考えるキッカケは、当社の採用面接を受けたときのこと。
入社支援をゴールとするのではなく、入社後にその職場で活躍することをゴールにしていると伺って、感銘を受けました。元々、前職時代に定着率の低さが課題でもあり、「入社後活躍」の考え方に共感するところが多かったのです。
日々考え方や気持ちが変わりやすい求職者と毎日向き合い、時には耳の痛いお話もさせていただくこともあります。それは求職者の人生を左右する“転職”という決断に関わる時点で、一つ一つの発言に責任を感じているから。
だからこそ、これからも求職者にパートナーとして信頼していただけるように真摯に向き合い、転職後活躍できるステージへのサポートをしていきたいです！