広報です。エンの各サービスを支える社員の“リアルな仕事”を、もっと多くの人に知ってほしい──。
そんな想いからスタートしたインタビュー企画「仕事のリアル」。
第3弾は経営企画室で活躍する社員を紹介。今回は、営業から経営企画室へ異動した久保さんのインタビューをお届けします。
経営企画室 久保さん
＜Profile＞
2015年新卒でエン・ジャパンへ入社。入社後は、『エン転職』のコンサルティングセールスに従事し、4年目からは、戦略立案やメンバー育成を担うマネジメントに携わっていました。チームリーダー、マネージャーを経て、2022年より経営企画室へ異動。
――現在所属している部署やご自身の役割について教えてください。
私は、コンサルチームで働いています。案件の中身は多岐に渡るのですが、主にグループ子会社の方々と一緒に仕事をすることが多いです。新規事業、業務改善、現状分析、戦略策定など、現場に転がっている課題やニーズが案件になり、コンサルチームとしてサポートします。今は、2つの案件に関わっています。案件の期間も3カ月程度のものが大半なので、この記事が見られる頃には、また別のPJTの案件に携わっているかもしれません。チームは、外部で協力頂いている方（コンサル領域のプロフェッショナル）が上司となり、メンバー4人が日々ビシバシと鍛えてもらっています。
――経営企画室 コンサルチームのミッションは何でしょうか？
「国内外のグループ会社や子会社、単体事業部の事業推進」です。支援先のグループ会社や子会社、事業部の状況にあわせて、課題分析～打ち手の検証までともに行ないます。チーム内で担当事業部や会社が決まっており、各事業部や役員と連携しながら支援を進めていきます。
社内のコンサル機能であるという特徴が、一般的な外から支援するコンサル会社との大きな違いとなるかと思います。その結果、事業部やグループ会社と距離を近くして仕事ができ、グループ全体に根付く価値観（エンの場合は、理念浸透など）が前提にある分、お互いにビジネスや風土への理解度が高い状態で、仕事ができる点などの良さがあると思います。コンサル会社を経験していないので何とも言えませんが、相手（クライアント）に対して、忖度無しで指摘しやすいという点も違いになるかもしれませんね。
――経営企画室 コンサルチームの皆さんはどういった方が多いですか？
中途が8割で、前職は総合商社出身者、外資の投資会社出身者、保育業界の経営企画出身者、コンサルティングファーム出身者など、多岐に渡ります。年齢は30代前後の方が多いです。最近した雑談は、「メタバース空間に広告を出すって意味あるんかね？」という話題でした。そこから、メタバースに関わる書籍を紹介し合うという流れになっていきました。（笑）
わりと普通の会話が多いですよ。買いたいクルマがあって、そのクルマの良さを必死にプレゼンしていたこともあります。そしたら上司に、「手放すことになってもそのクルマ高値で売れるから、今買っても全然イイ！」とアドバイスをもらいました。1か月以内に買うように勧められましたが、3カ月経って、いまだに決断できていません。（笑）
――営業から経営企画室への異動、率直な感想を教えてください。
私自身、入社してからずっと憧れていた仕事に携われているので、日々がとても充実しています。一番驚いた事は、アウトプットからフィードバック、そして次のアウトプットまでのサイクルが非常に高速だという事です。遅くとも次の日には、バージョンアップしたアウトプットを出すサイクルで動いているので、スピード感が非常に速い事に、良い意味で驚きました。
また、営業現場で培った、顧客目線での思考や仲間との協業のノウハウも、とても生きています。現在の部署では、クロスアサインと言って、チーム内の仕事だけでなく、複数の業務やPJTに平行してアサインされる体制で動いています。タスクによって、目的も違うし、関わる人も変わってくるので、ソフトスキルが求められる環境だなと感じています。
――元々経営企画室への異動を希望していた理由は何ですか？
キーワードで言うと、「経営」「数字」「財務」に関心が強かった事が大きな理由になります。就活の際にも、そういった分野の会社を見ていた事もありました。でも、何の事業経験も専門知識もない自分が、プロパーでその分野に入っても、何も価値がないと、当時は考えていました。確か入社3～4年目あたりで会計を学ぼうと、オンライン講座を受講し簿記2級を取得しました。（残念ながら、簿記1級は難しすぎて諦めてしまいました…）
いつの日か、こういった知識を使った仕事に携わりたいと考えていました。
――経営企画室のお仕事でやりがいやうれしさを感じた具体的なエピソードを教えてください。
小さなことですが、ひとつの案件をクローズできた時には、安堵感があります。だいたい3カ月単位でPJTが終わるのですが、これまでに2案件がクローズしました。一つの案件がクローズし、また次の案件を任せてもらえた時には、嬉しい気持ちになります。異動半年なので、現場に役立てた、経営の意志決定に役立てたと心からそう言える達成感はまだ味わえていないので、それはそれで楽しみにしています。
あと、毎日厳しくフィードバックを頂けている点は、個人的にとても嬉しいです。入社8年目、30歳を過ぎて、社内では中堅社員です。最近は、怒られたり、フィードバックを頂けたりする機会も減ってきて、自分で気づくしかないような環境になってきていました。異動して、毎日のように新たな視点を得られ、自分の未熟さを痛感する場面が多発しています。この異動で求めていた事のひとつなので、非常にありがたいなと感じています。早く恩返ししたいです。
――エンならではの働き方や、雰囲気について教えて下さい。
「できる仕事」の範囲を超えて、「期待する仕事」を任せてもらえる環境は、エンならではだと感じます。これは、エン転職の部署の時にも感じていたことですが、異動しても同じ感想なので、エンの風土のひとつなんだと思います。
例えば、私は会計や税務について、知識も実務経験もありませんでした。もちろん、差を補おうと知識のインプットはするのですが、それより先に業務機会が訪れます。インプットしたことを実務に生かし、フィードバックをもらってアウトプットを仕上げていきます。サポート頂ける外部の方がいるので、品質が保証されることにも安心感があります。
――リモートワークと出社のバランス、どういった工夫をしているか教えてください。
リモートワークが100％です。異動して半年、組織長にはまだ対面で会った事がありません（笑）。気分転換に出社する事もあるのですが、元部署の仲間に会えた時は嬉しい気持ちになります。リモートが大半なので、コミュニケーションロスが生まれないような工夫が必要です。困った事があったら、迷わずTeamsで電話をします。話すときは、画面をミュートにせず、顔を出してコミュニケーションするように心がけています。
――仕事の息抜きや休みの日、どんなことをしているか教えてください。
ゴルフにはまっています！会社の先輩に教えてもらったのがキッカケですが、今では中学時代の友人とも、大学時代の友人とも行きますし、妻とも二人で回ります。全てがエンジョイゴルフなので、接待はありません。
ここ2年間で30ラウンド以上行っているのですが、ようやくスコアが100を切れるようになってきました。色々なゴルフ場を巡るのが好きで、景色も様々ですし、ラウンド後のお風呂の気持ちよさは、体験した人にしか分からない至福の時間です！この記事を見た方、是非一緒にやりましょう！参考にしているYoutuberをいくつか伝えます！（笑）
――仕事をするうえで大切にしていることはなんですか？
「部分肯定＆部分否定」
堅苦しいことに聞こえるかもしれないですけど、わりとずっと大事にしています。「誰々が言うことだから全て正しい」とか、「○○さんの事は嫌いだから、全て否定する」とか、そういうのではなく、「その意見には賛成」「この意見には反対」と、都度“是非”の判断を行なっていくというスタイルです。こうする事によって、物事を客観的に捉える事ができるようになりますし、本当に意味のある仕事に対して、懸命になれると感じています。心も落ち着きます。
――人生における目標・描いている将来像があれば教えてください。
基本的には、具体的な目標やマイルストーンを置かず、巡り合いの中での業務機会や成長機会を大切にしていきたいと考えています。個人的には、経営企画室のあらゆる業務機会がとても充実していて、日々勉強の連続なので、いち早く経営面、事業面で役立てるように、パワーアップしたいです。経営企画室としては、エンの【パーパス】に沿った集団に進化していく事が期待されていると思いますので、そういった面でも貢献していきたいと思います。また、エン・ジャパン全体としては、今期新たに策定した『中期経営計画』の実現に向かっています。成長機会も投資機会も、もちろん課題もたくさんあると思いますので、仲間と一緒に切磋琢磨していきたいと思います！
久保さん、インタビューに回答いただきありがとうございました＾＾
経営企画室メンバーに聞く「仕事のリアル」は以上になります！次回もぜひご覧ください◎
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