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10年以上、「年間100冊読書」を継続。ベテランコピーライターたちを率いるマネージャーのインプット法とは? #社長賞への道
2019/05/27UPDATE!

10年以上、「年間100冊読書」を継続。ベテランコピーライターたちを率いるマネージャーのインプット法とは? #社長賞への道

akihiro_kitano

こんにちは。中途求人メディア事業部でコピーライターをしている北野です。

 

私がマネージャーを務めているのは、通称「クリエイティブグループ」。通常のコピーライターグループとは違う、営業部に紐付いたコピーライター集団です。

通常のコピーライターがメインで行なう「求人広告のライティング」に加え、取材や受注支援など幅広い活躍をするベテランクリエイターが集まる、少数精鋭の新設部署。私はその立ち上げから任せていただいています。

そしてこの度、「社長賞ベストマネージャ-賞」という栄誉ある賞をいただきました。

とても嬉しいです。本当にありがとうございました。

今回、評価していただけたのは、今までにない「コピーライターの価値発揮の形」を生み出せた点だと思っています。

商談同行や取材をはじめ、クライアント(特に経営層)と接する場面に積極的に出ていくことで、ロイヤルティを大幅に向上。一例として、求人広告業界では異例となる「コピーライター指名料」をクライアントからいただけるようにもなりました。

さらにコピーライターへの満足度の高さから、リピート受注の増加や年間出稿額のシェア拡大も実現。億単位の受注額アップを支援し、売上に貢献できるコピーライターチームを作ることができました。これは、ひとつの自信になっています。そしてこういった成果を出せた理由は、日々のインプットにあったと思います。

そこで、この場を借りて、成果を出せた要因のひとつである「自己研鑽・自己学習」を習慣化する方法と、仕事に活かせるインプットのコツを紹介させてください。

 

難しく考えなくていい。どんなことでも「インプット」になる。

私がインプットの大切さに気づいたのは、今から10年以上前、入社1年目のとき。

特に文章について学んできたわけでもないし、まったく未経験からコピーライターになったので、ぼんやりと本を読んだほうがいいんだろうなあとは思っていました。

入社して、最初の上司からも、「インプット以上のアウトプットはできない」と言われて、やっぱり自己研鑽や自己学習は大事だということを教わりました。

一方で、個人的には難しいことをしないといけないと思っていましたが、どんなことでも自己研鑽や自己学習につながるということも、感じるようになりました。

もちろん広告の本もたくさん読みましたし、さらにクライアントである“企業”というものを知るために、経営者に関する本を読んだりもしました。

ただ、ビジネスに関係ない小説を読むことや、映画を観たりすること。これも立派なインプットになります。

人の心を動かす広告をつくる上では、人がどんなときに何を感じるのかを知ることも大事。それを考えるときにこうした、一見関係のないものから学ぶのも大事だと思いました。これはコピーライターに限らず、相手に響く提案を考える営業や、ユーザーに喜ばれるサイトを作るエンジニアなど、どんな職種にも当てはまると思います。

今になって思うのは、すべてが無駄にはならないということ。

難しい本をいきなり読もうとしても挫折してしまうので、まずは興味を持てるところから自己研鑽をはじめて、継続する習慣をつくるのが良いと思うようになりました。

『年間100冊読破』を続けられるワケ。

入社からずっと続けているのは、年間100冊の本を読むということ。ジャンルは不問。薄い本でもOK。

読む本については、

・世の中で話題になっている本を読む。

・自分が尊敬する人にオススメの本を教えてもらう。

・読んだ本に取り上げられていた本をさかのぼっていく。

など、こだわりなく、そのときに興味を持ったものをインプットするようにしていました。

7年目か8年目かに挫折しそうにもなりましたが、なんとかコツコツ継続してきたことで、本を読むこと自体に抵抗がなくなり、難しい本も読めるようになりました。インプットのハードルを下げることは、習慣化するためのひとつのコツだと思います。

ミッション変更とともに変えた、インプットの仕方。

そんな中、2年前にミッションが変わり、営業部付きのコピーライターチーム(クリエイティブグループ)へと異動。
今までは社内でライティングに注力していましたが、異動後は営業と一緒に外出し、取材やクリエイティブの提案も多くするようになりました。

それに伴い、経営者や人事担当者と話す機会が一気に増えます。そういった方たちと同じ目線で話せるだけの知識が必要となり、改めてインプットの重要性を感じはじめました。

そういった状況になって、インプットの仕方も変わってきました。今までは、ジャンルを問わず幅広く学んでいましたが、より専門的な内容を、テーマを絞って学んでいくようになります。

具体的には、採用・教育・組織づくりに関する本をはじめ、AI、Webマーケなど新しいテクノロジーの本を中心に読むようになりました。

また、経営者と話す機会も増えたので、企業の経営者が書いた本なども進んで読むようになりました。

結果、クライアントと同じ視線を持てるようになりました。これまでは求人広告の話がメインだったお客さんとも、いろんな観点で話ができるようになったと感じています。


チームを巻き込む、インプットの仕組みづくり

また、インプットは一人でやるとサボってしまうので、チームみんなでインプットをすることを心がけました。

たとえば、みんなでエンカレッジ(エンが運営する定額型研修サービス。エン社員も受講できる)を一緒に受けるようにしたり、外部ワークショップの受講状況を週1で共有しあったり。また、月1で簡単な読書レポートを日報にアップすることで、習慣化に加え、周囲への学びの展開にもつなげていました。

おかげで、忙しい時でもみんなサボらずに、インプットを継続できました。結果として、コピーライターとしてどんなことをすればクライアントに喜んでもらえるのか、そのノウハウがチームに蓄積していったと感じています。もともとベテラン揃いのチームだったので求人制作のスキルは高かったですが、それを売上など目に見える形の価値に変換できるようになったのは、習慣的なインプットとノウハウ共有の賜物だと思います。

今回の社長賞受賞にも、こういった「学び続ける組織づくり」は大きく役立っています。リーダーやマネージャーの方も、メンバーの方も、周囲を巻き込んだインプットの習慣化をぜひ試していただければと思います。

「インプットって、なにからやればいいの?」と悩んでいるあなたへ。

まずは、興味のあるところから始めたら良いと思います。どんなインプットも、仕事では無駄になることがないと思います。大事なのは、インプットして「ふ~ん」で終わりにするのではなく、自分の仕事で何か活かせないかなと考えることをクセ付けること。

お客さんに会って、話をしていれば、自然と学ぶべきことも見えてくるはず。そうなったら、そこに集中して学ぶことも増えていきます。まずは難しく考えず、始めてみてもらえたら嬉しいです。

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