はじめまして、人材紹介事業部の村橋と申します。2018年に新卒で入社をし現在２年目です。
この度は身に余る賞を受賞させて頂けましたこと、大変光栄に思っております。この場をお借りしまして、お世話になった全ての皆様に御礼を申し上げます。誠にありがとうございました。
大変光栄なことに、新卒でエン・ジャパンの人材紹介サービス『エン エージェント』のミドルの転職部門に配属されました。
社会人経験自体がない私が、時には自分の両親より年上の方々をご支援をさせて頂くことは、決して容易なことではございませんでした。
新卒で入社をした僕にはそもそも転職経験がありません。
正直申しますと、ミドル世代の転職理由として多い、“上にポストが詰まっている”、“上司・社長がトップダウンで意見を言うことができない”、“中途社員が少なく馴染みづらい”、“適正な評価をなされていない”等、当初はこれらを聞いてもいまいちピンときていませんでした。
また、家族がいる方も多い世代のため、ライフステージをも踏まえたキャリアに向かう姿勢もまだまだ想像に及びませんでした。
上記から、ミドル層の方に対して、転職という人生の岐路において自分がどのようにコミュニケーションを図ればいいか、どうご支援すればよいのか全く分かりませんでした。
その中でも結果を出すことができた理由は、日々の地道な努力にあったと考えております。
自分がミドル世代の転職を支援するには何もできない0（ゼロ）の状態。すなわち、アウトプットすることができない状態だと認識していたので最低限自分自身でできる“インプット・自己研鑽”は腐らず、貫き通しました。
――自分の役割を定義化する
具体的に行っている自己研鑽は2点。読書と通勤時間を利用した一人ロープレです。
読書に関しては、毎週1冊以上読書する習慣を癖付けおりました。
読んだ本のジャンルは主に3つ。「ビジネススキル」「転職」「業界」です。
読書を通じ、ミドル層の方が「我々に何を求めているか」を少しずつ理解することができるようになりました。
その中で、自分の介在価値は「正直・詳細な情報を伝え、入社後のズレをなくすこと」と明確に定義できたことが、結果に繋がったと考えております。
求職者の方は自分以上に転職をする上で大事なこと、職種・業種のことな知識を持っています。だからこそ、正直に詳細に自分しか伝えられない企業のリアルな姿をお伝えすることで、入社後のギャップを軽減につながる、ひいてはそれが入社後活躍につながっていくのだと実感しています。
――真似はスキル習得の近道
また自転車での通勤時間中には上司とのロープレを録音。その音声を聞きながら出社をしていました。またその内容を文字に落とし込むということを実践しました。
私は活字人間かつ感情表現が豊かではない方。また、上司の営業上のやり取りを自分のものにするためにひたすら真似をすることを心がけました。
自己開示を通じて相手のニーズを把握する、そのニーズに沿った提案をするということを習得することで、言い回しや言い方の引き出しを増やすことができたと思います。
得た情報や言い回しはすぐに実践。なかなかうまく伝わらないことも多々ありました。結果が出るまで時間がかかりましたが、地道に日々のインプットを大切にし続けたことが、成果につながったのではないかと思っております。
ビジネスでは何よりもアウトプットすることが大事。アウトプットはインプットしない限りは行うことはできない。「インプットの習慣こそが、ビジネスマンとしての礎を造る」そんな想いで、この一年間職務に取り組んで参りました。
こう思ったのは上司からの「手を止めるな。悩むな、行動を起こせ。」という言葉。アウトプットの場が多い分鍛えられました。自分の中に何もなければインプットするしかないと自分自身の危機感が自分自身を突き動かす原動力に。
最後に、私は入社が決まった方に、「入社はゴールではなく、あくまでも通過点です」とお伝えしております。
自分にとって今回の受賞も通過点だと認識しています。この先、さらなる成長を遂げ、自分自身が入社後活躍を体現していきたいと思っています。受けた恩を成果と後輩指導で返すべく、これからより一層尽力して参ります。