以前、岡山へ行ったときのこと。
滞在時間は限られていたものの、どうしても行きたい場所が。
それは鬼ノ城(キノジョウ)。
(名前がカッコイイ。)
昔話「桃太郎」が生まれた岡山。
とくれば、ここが鬼が島にちがいない!と勝手な妄想で行ってきました。鬼ノ城へ。
(島じゃないけど。)
岡山駅から車で約30分。山を登ると・・・
見えた!!
雰囲気がいい!いかにも鬼がいそうです。
お邪魔します。
ちなみに、↑はお城の「西門」です。
鬼ノ城は1000年以上前に建てられた古代山城の史跡なので、建物は復元された西門しかありません。
あとは、土塁や石垣、水門の跡があるだけ。
(個人的には、そこからイメージを膨らませるのが好き。)
山の中に点在する史跡を探して歩きます。
えーっ。
万里の長城みたいです。
・・・と、ここで時間切れ。もっとゆっくり見たかったのですが、続きは次の機会に。
この日は雲が多かったので、山頂のお城=雲の中。
(写真が全体的にかすんでいるのも雲のせい・・・のはず。)
「絶景かな、絶景かな。」の気分でした!
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◆「鬼ノ城」まめ知識。
古代の城跡で、少なくとも建築は1000年以上前。
天智天皇の時代に、白村江の戦いに敗れた倭国が、唐・新羅の侵攻に備えて西日本の要所12箇所に築いた山城の1つとも言われている。
……が、「温羅(ウラ)」という鬼が住んでいたとか、「温羅(ウラ)」は実は百済の王子だったとか、諸説アリ。
現時点では、誰が/いつ/何のために築城したのかは不明。
40年前に発見されたばかりの史跡であり、現在、発掘調査や復元作業が進められている。
日本100名城の1つ。
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遊歩道がありますが、ときに獣道とみまがう険しさです。
あと、雲が出るとかなりの湿気なので、訪れる際は泥まみれになれる格好をオススメします。
※山の頂上まで車で行けます。