私、わりと押しつけがましい性格をしていまして、
メンバーの誕生日に本をプレゼントする趣味があります。
その人の性格や今置かれている状況を勝手に決めつけて、
ヒアリングゼロで、独断と偏見で本を贈る。
もらった方は嬉しくないかもしれませんが。
今回はそんな私の最近のチョイスを一部紹介します。
一冊目。
これは中途採用を担当する女性にお贈りしました。
面接では、短い時間で相手の特性を把握し、それを『言語化』する必要があります。
「なんとなく、いけるんじゃないか」という評価ではいけません。
そこで、人の性格を表すいろいろな言葉をまとめたこの一冊を。
まぁこの女性はベテランのハイパフォーマー(すでにマスタークラス)なのですが、
殿堂入りのためのさらなるスキルアップを期待して。
二冊目。
ニュースで『AI』という字を見ない日はないほどのAIブーム。
ただ、「実際、AIってなんなのさ?」という疑問に答えられる人って少ないと思います。
今の日本でAIについて最も分かりやすく書いてあるのがこの本かと。
プレゼントしたお相手は、人事からテクノロジー最先端の部署に異動が決まっている男性メンバー。
異動後、向こうのプロたちとの会話についていけるように、こういうのは事前に押さえておかないとね。
三冊目。
愛する娘の隣で、空を飛ぶお父さん。
ただそれだけの、不思議な写真集。
この本をお贈りしたお相手は、めちゃくちゃ本を読む人。
主な仕事内容が『読書』という方なんです。
なので活字の本は、もういいかなと。
写真集にしよう、それも元気が出るのにしよう、と。
初めはアイドルの写真集を物色していたのですが、職場にふさわしくないと思い直す。
そこで可愛い娘さんのお父さんでもあるその方にこの一冊を。
大きくなった娘さんの隣で全力ジャンプする日に想いを馳せて、元気にいきましょう。
四冊目。
アシスタントの女性にお贈りしました。
入社間もないその方とはあまりお話ししたことがなかったのですが、
「どうやらいい感じの男性がいる」という噂を聞き、この本に。
一歩間違えればセクハラなのですが、笑いの分かる方で良かったです。
本屋でざっと目を通したのですが、「これをやられたら確かにぐっとくるな」というなかなかの名著でした。
実践なさっているかな??
というわけで、メンバーのことを考えながら本屋をぐるぐる回るのが楽しいので、
これからも本をプレゼントし続けようと思います。