
【ベトナム】ベトナムに学ぶ!?女性活躍推進の鍵
こんにちは!ベトナム・ナビゴスサーチに出向中の中尾です。
私が初めてベトナムに来た約2年前、日本との違いで一番驚いたことがあります。
「オフィスに女性が多い・・・!」※約8割女性
私が住んでいる間、多くの日本人の友人や同僚が日本から遊びに来てくれましたが、皆、口を揃えてこんな風に言います。
「働いている女性の人が多いね!(逆に男性は何をしているの?)」
そう、ベトナムは世界でも有数の『女性が活躍する社会』を実現している国。今日はそんなベトナム人女性の活躍と現地で知ったその理由をレポートしたいと思います。
1:女性の管理職が多いベトナム

こちらは、ホーチミン拠点のマネージャー会議中(風)の1枚。
一目見てわかる通り、8人いるうちの7名が女性です。
この女性を中心としたメンバーで、毎週目標数字に対しての議論や様々な決定がされていきます。とにかく熱量が多くパワフルなウーマンパワーを感じる毎日です。
ベトナムは、管理職にとどまらず、自身で経営する人やCEOに就ている人の数が多いのも特徴です。
クレジットカード大手MasterCardが発表した「女性企業家指数ランキング」によると、ベトナムは世界54ヵ国中19位、東南アジア地域では4位とのことです。
また同社の女性活躍進出度調査では、女性の労働力参加率ベトナム90%(日本は69%) !!!
結婚し、子供を持っていても仕事を続け、昇格、起業・・。その背景にはどういった理由があるのか探りました。
2:産休育休制度の違い・強固な支援体制
先日の話。
日系チームに所属するチャンさん。うちの会社で約1年半ほど勤務する愛らしいコンサルタントの1人です。
昨年結婚し、このたびめでたくお子さんを授かったとのこと!(おめでとう!)
↓みんなでプレゼントを渡している風景。
ある日、チャンさんと「いつから産休とる?」という話になった時、「うーん、出産の1週間前かな〜」と言われてびっくり。
日本だと出産予定日前の6週間、つまり1ヶ月から2ヶ月程度前からお休みに入る方が多いと認識していましたが、ベトナムでは、基本1週間前くらい、出産予定日前日まで働くというツワモノも!!!
上司の私は、今にも生まれそうなお腹を抱えながら、営業数字を追っているチャンさんを見て、「急な陣痛がきたら、お湯を沸かして、毛布を準備して・・」とか勝手なシュミレーションで右往左往。
※そんな中、チャンさんはきっちり予定通りに業務を終わらせ、産休に入った5日後に無事赤ちゃんを出産されました。
産後については人それぞれ異なるようですが、約6ヶ月後くらいに戻るのが一般的なようです。(労働法では産前産後で最大6ヶ月、その間給与100%支給)
小さい子供がいながらどうやって産後復帰しているの!?(しかもほぼフルタイム)と聞いてみたら、こんな点が上がりました。
・ベビーシッター制度やお手伝いさんの制度が根付いていて、家事子育て全般サポートしてもらえる。
・男性の産休制度が確立されいてるし、子育てに積極的なイクメンが多い。
・保育園や幼稚園に0歳から入れ待機児童問題等もない。
・出産、結婚でキャリアを諦めるなんて考えた事ない。
4点目、、、すごいです。
どんなライフイベントでも、キャリアを諦めない。
この意識を持っていることも、ベトナム人女性の社会進出が進んでいる1つの理由なのかもしれません。
3:女性が大切にされる国、ベトナム。
先日、同じくベトナムにいる倉重さんが、「女性の日」をレポートしました。

ベトナムでは、年に2回も「女性の日」があり、この国にいるとそもそも男性が女性に対して、敬意を持ってとても大切にしてくれているなあと感じます。
日本の女性もベトナムに負けず、ウーマンパワーを発揮して、もっともっといきいきと働けるようベトナムから学んでいけると良いですね!
私たち、ナビゴスサーチ 日系チームは今日もウーマンパワー全開で頑張ります!!!!!

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この記事を書いたレポーター

- Megumi@Vietnam
- エンジャパン5年→エンワールド3年→ナビゴスグループ(ベトナム)と、グループ内を異動しながらも一貫して人材紹介のコンサルタントをしています。 30代半ばにして初の海外勤務。大人女子の目線で、ベトナムの生活を紹介します!