こんにちは、広報の森本です。
社員の制度理解を深める、連載企画!第一弾の「ESOP(株式付与型退職金制度)」に続いて、今日は「社員持株会」をご紹介します!
■社員持株会とは?
社員の資産形成を助けるため、福利厚生の一環で2010年にスタートした制度!任意の加入者は、毎月の給与から天引きで自社株式を少しずつ購入していきます。月々の積立金には、会社から5%の奨励金がつくのも嬉しいポイント。例:毎月1万円購入設定であれば、500円。
勤続11年目なわたしも、制度ができた時からコツコツ続けていまして。大きな声では言えませんが、結構たまってます。夜道で襲っても、株式なので、今のわたしからは何も出てきません。悪しからず。
某役員が「儲かっているよ!」と全社キックオフで豪語していたことが、記憶に残っている社員も多いのではないでしょうか。
加入している私自身、よく分からない点が多い持株会。持っているお金は使っちゃうから、という理由だけで天引き貯金感覚で続けてきました。
持株会ってなんなの?
株式投資できるほど、お金持ってないし。
大体株式ってハイリスクでしょ。
そんな不安の声も多く、なかなか加入が進まないらしい…!せっかくなので、担当する渡邉さんに直撃!!してみました。
※恥ずかしいほど金融知識がない、私が理解できた内容でつづっております。ご容赦ください。
|社員持株会って、何がメリットなんですか?
大きくは4つ!
○奨励金が出る
銀行に預けても、平均の金利は0.01%。でも、持株会なら5%のサポートが!私は毎月1万円で500円の奨励金を頂いているので、年間6,000円。これは地味にスゴイ。。
○少ない資金で資産運用ができる
通常は100株単位(12月14日時点の価格では、1株1,894円。100株だと19万円くらい)からでなければ、購入できない株を買える!私は毎月1万円分購入しているので、最近の株価だと4~5株ずつ買っているようです。
○給与天引きなので強制的に積立の資産形成ができる
ズボラな私には、ピッタリ。最初に「やります」と申し込むだけで、ただ貯めるだけではなく、株式投資している感じになります。
○株価が上がれば、資産が増える
当然ですが。
現在私の株式平均取得単価は800円弱。今日時点の株価は1,894円なので、差額×保有株式数が純粋に利益。私の場合は、購入した株価がおおよそ倍以上になっているようです。(この記事を書いていて、気がついた!やった!!!)
たとえば…累計で100万円分購入していたら、200万円(現在価格では)!夢がある。
| でも…株価が下がったら損しますよね?
短期的な資産運用を狙うと、当然そうなります。でも、持株会は毎月一定額をコツコツ購入。長期的な資産運用を目的にしているので、一概に「株価が下がったら損する」とは言い切れません。
たとえば、株価が高い時期は購入株式数が少なくて。株価が低い時期は、大量の株式購入が可能です。
もうちょっと例えると……
株価が1万円であれば、月に1株購入。大暴落して100円になってしまった時は、100株購入。その後、株価が2000円に回復したら、安価な時期に購入している100株の価値は20倍に!!(1万円の時期と比較をすると、価値が1/5に見えますが…それでも高値な時期の購入株式数は少ないので、ダメージは低い)
| 他にアピールポイントはありますか?
持株会は、上場企業勤務で、かつその会社が制度を導入していないと得られない権利。
せっかくうちにはあるんだから、入らないともったいない!と思ってます。
ただでさえ、お金を持っているだけだと物価上昇時のリスクが高い。数十年前と今では、同じ金額でも価値が変わってますよね。
資産運用はしたいけど、自分で勉強してきっちり出来る人は多くない。給与天引きで、なにもしなくても運用が出来る。せっかくの制度、ぜひ活用してほしいですね!
お話、ありがとうございました!持株会に入りたい。そう思った社員のあなたは、渡邊さんまで。