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突撃!仕事のリアル(メディア編集者・白石さん)ー毎日、新しい「未知」と「刺激」に出会わせてくれる仕事。
2022/03/16UPDATE!

突撃!仕事のリアル(メディア編集者・白石さん)ー毎日、新しい「未知」と「刺激」に出会わせてくれる仕事。

miyuki_hada
読書と海とK-POPが好きな広報。IVEとKep1er愛でてます。コンサルティングセールス→人事→営業推進を経て現在4職種目。

こんにちは、広報の羽田です。

エン・ジャパンの様々な職種を紹介する「突撃!仕事のリアル」シリーズ。

今回は、「メディア編集者」の仕事を紹介します!

 

 そもそもメディア編集者とは?

テック業界で働く若者を応援するWebメディアの「キャリアハック」や、若手ハイキャリア向け転職サイト「AMBI」など。エンが運営するメディアに掲載する記事のクオリティを担保しているのが編集者です。世の中のトレンドやニーズを分析しながら、記事の企画から取材、記事作成まで一貫して担当。多くの人の心を動かし、愛されるメディアづくりを担います。

仕事の核となるのは、「誰に何を聞き、どう記事にすれば、読み手の役に立てるか」を考えること。リサーチを重ねつつ、読者が抱える不安や悩みまで想像する。その上で、どんな人から、どんなメッセージを語ってもらうべきか、どんな切り口で記事を作るべきかと思考を巡らせながら、企画を形にしていきます。

より多くの人の心を動かすべく、YouTube・SNS・オンライン座談会……など従来の記事作成とは違う情報発信のスタイルに挑戦することも。前例にとらわれず様々な企画を考えながら、ビジネスパーソンの背中を押すメッセージを届けているのがエンの編集者です。

今回は、「キャリアハック編集長」として活躍する白石さんにインタビューしました。

 

白石勝也(2007年新卒入社)

<Profile>
2007年コピーライターとしてエン・ジャパンに新卒入社。「人事のミカタ」「en soku!」のリリースを経験し、現在は、テック業界で働く若者を応援するWebメディア「キャリアハック」や「ぼくらの履歴書」などエン・ジャパンが運営するメディアの編集長を担う。

 

 |メディア編集者、一言でいうとどんな仕事?

毎日、新しい「未知」と「刺激」に出会わせてくれる仕事。

 

|メディア編集者の仕事、やりがいを感じる瞬間は?

 

まだ誰も知らない、世の中を変えていくヒト・モノ・コトにアクセスできること。

たとえば、『キャリアハック』では、テック業界で活躍するトップランナーたちを取材していきます。彼女ら、彼らにはそれぞれ個性的なストーリーがあり、時代を拓いていく鋭く、ユニークな「視点」に日々触れることができます。

誰もまだ知らない、ただ、世界を変えていくようなテクノロジー、アイデア、まなざしに触れた瞬間、言葉では言い表せないようなワクワクがあります。

同時に、それらを世の中に伝え、伝播していくことが感じられる仕事です。

とくに、最も楽しいと感じる瞬間は、「セッションのような取材ができたとき」です。取材のなかでは、必然的に自分自身の考えや意見を伝えることもあり、たったひとつの質問から、まるでライブのセッションのように話が展開したり、広がったりしていくことも。

私自身はもちろん、取材した方にも気づき、発見があり、さらに多くの読者に記事が届くことで「取材してもらえてよかった」と言ってもらえることが喜びです。

社長賞受賞時の一枚。

|逆に、メディア編集者の仕事の苦労は?

 

正解がなく、終わりもないこと。 テーマ選びにも、取材にも、記事のライティングにも決して正解はありません。また、絶対的な完成もありません。

取材させていただいた方の言葉を正しく理解、咀嚼しながら、読者に伝わる記事コンテンツにしていきます。寝ても冷めても頭の片隅に、担当している記事のことがあり、タイトル案などずっと考えている状態。夜中に思いついて、メモをとることもあります。それが楽しさでもあるのですが、ついつい働きすぎてしまい、オンオフのスイッチが「無い」ともいえます。

なお、私は自身でも記事の執筆を行ないます。書いても書いても終わらず、記事としてまるでまとまらない時といったときも。そんな時は、かなり精神的に追いつめられる感覚があります。まるで真っ暗なトンネルのなか、遠くに見える微かな光、出口をひたすら追いかける感覚に近いかもしれません。なかなか自らが納得するような出来にならず、時間だけが過ぎていく、といったことも。

それでも評価するのは読者です。「自分としてはがんばった」と思っても、想定したよりも読まれず、悔しい思いをすることもあります。

10年近く続けてもまだまだ壁があるため、きっとこれからも向き合い続けていくと思います。

 

どんな人がメディア編集者に向いていると思いますか?

 

自分が「おもしろい!」と思ったことを、たくさんの人に知ってほしい人。 

自分が好きなモノやコト、その良さ、自分が感じた感動を誰かに知ってほしい、紹介したい、そう強く思う人に向いていると思います。しかも、「できるだけたくさんの人に伝えたい」と強く思える人は、最強だと思います。

私自身、大学3〜4年の約2年間、ほぼ毎日ブログを書き続けていました。内容は映画、本、音楽のレビューなど。

正直、鳴かず飛ばずでしたが、毎日続けました。すると、そのうちのひとつが有名な音楽ライターの方に目にとまり、新しく発売される書籍で紹介いただけることになりました。大好きな音楽について書いた文章が本に載る。そして、初めて銀行口座に印税も振り込まれました(数千円ですが)。

あまりにうれしくて「書くこと」を仕事にしようと心に決めました。

ただ、会社に入ってからはじめに担当したのは、求人広告の制作ライターであり、自分が好きなことを表現するブログとは全く勝手が違いました。1番の違いは、クライアント企業には「採用」という目的があり、その達成が求められること。

私が学んだのは「好きなこと以外をやらせてもらえるのが、仕事のいいところ」ということです。知らなかった業界、仕事のこと、ビジネスのことが広く知れる。無名、有名に問わず、普通に暮らしているだけでは出会えない人たちに出会える。すごく刺激的な毎日でした。

たとえ自分の興味から外れたことさえも、おもしろがることができるか。さらに自分が感じた「おもしろい」を人に伝えたい、と純粋に思える人にきっと向いています。逆にここができない人は向かない人だと思います。

いま思えば、多くの企業のことを取材するなかであらためて、自社についても考える時間が増えました。

エン・ジャパンは、転職サイトをする会社でありつつ、「転職は慎重に」や「採用・入社ではなく、“入社後の活躍まで”を追求していく」と、安直な転職に「否」を唱えていく会社でもあります。それが社会にとって重要なことだからです。

そういった自社の良さ、価値を再認識したのですが、あまり世の中にメッセージが伝わっておらず、より発信していくべきだとも思いました。この「自社をもっと知ってもらいたい」という気持ちが、オウンドメディア運営に合っていた部分かも知れません。

経験を積み、社内異動を経て、コピーライターからWeb編集へとキャリアチェンジしました。そして「自分」ではなく「自社」として良いと思うモノ、コト、ヒトを取材し、伝えていくオウンドメディアの編集を任されることになりました。

今でも根っこにあるのは「自分が好きなモノやコト、その良さ、感じた感動を誰かに知ってほしい、紹介したい」という思い。これが私の原動力です。

 

|コピーライターやメディア編集者を目指す方に、オススメの本を教えてください!

 

オススメはこちらの本。

『調理場という戦場 「コート・ドール」斉須政雄の仕事論』斉須政雄

いわゆるコピーライティングや文章術、編集論が書かれている本ではありませんが、ぜひ読んでみるとおもしろいと思います。「ひとりの仕事人」として、どう仕事と向き合っていくか。いかに「道」を突き詰めていくか。大切なエッセンスが凝縮されています。

私のファーストキャリアは、求人制作を担当するコピーライターでした。新人時代、たくさんあった課題図書のうちの一冊がこの本でした。今になって、なぜ、いわゆる「料理人」の本が課題図書だったのか、わかる気がしています。

とくに情報過多となった時代、たくさんの情報、たくさんのキラキラとした先駆者たちの言葉に惑わされ、どんな道に進もうかと、迷ってしまうこともあると思います。ただ、どんな仕事においてもベースとなる大切な考え方、姿勢は共通する部分は多いはず。

基本に忠実であること、チームのために貢献すること、自分ではなく、誰かを喜ばせること…泥臭い話も多いですが、きっと社会に出て仕事をするときには知っておいて損はないことばかりだと思います。

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白石さん、ありがとうございます!

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