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息子の一言が私を変えた。ママ社員が見つけた短時間で最大の成果を出す仕事術。#社長賞への道
2019/01/29UPDATE!

息子の一言が私を変えた。ママ社員が見つけた短時間で最大の成果を出す仕事術。#社長賞への道

ごりょんさん
東京から福岡へ引っ越して参りました。

こんにちは。人材紹介事業部/福岡Divの下永田さやかです。

この度は社長賞「ベストプレイヤー賞」を頂き、ありがとうございました。

私は中途入社3年目。5歳の息子がいます。息子が2歳半の時に夫の転勤で福岡へ転居。そして、エン・ジャパンへ転職しました。

入社から一貫して人材紹介事業部「エン エージェント」の営業(中途採用に関する企業側・求職者側双方の対応を担当)に従事しています。

受賞後、若手社員の方から「ママさんなのにその成果すごいです!」「仕事と子育てを両立していて尊敬します!」といった声をたくさんかけてもらいました。特に女性は「ライフステージの変化=将来への不安」を抱えながら日々業務と葛藤されているんだなと知ることが出来ました。

 

でも、やってみればなんとかなるもんだ。と思ってます。

決して褒められた毎日ではありませんが、「子供がいるから成果がでない」と思われたくないなと日々仕事と向きあっています。

 

これまでの仕事の成果は、息子の我慢の上で成り立っていたことを知る。

猪年生まれであることが災いしてか・・・長時間労働も、量をこなすことも、あまり苦にならない性格です。この人材紹介の仕事も好きで、企業の役に立てている!と感じると、もっとやりたい!と思うタチ。

そして、何より、息子に母親が努力し続ける姿を見せ続けることこそが強いモチベーションになっています。

 

仕事の性質上、企業・求職者双方の対応が必要なため、お迎えを家族に代わってもらって残業をしたり、家に帰ってからも電話やメールで対応することもありました。

仕事で安定した成果が継続的に出せるようになり、「やっぱりこの仕事面白い!」と改めてわくわくしていた2018年の夏のある日、5歳の息子の一言がきっかけでこれまでの仕事を大きく見直すある出来事が起きたのです。

年間目標を達成した!と喜んで帰宅したその晩、「ただいま!」と帰った私を見た息子が「最近、ママと全然会ってなかったね」と泣きそうな顔でポツリ。大ショックでした。息子に「頑張る母の姿を見せたい」との一心で仕事に向かう私の想いは、息子の我慢の我慢の上で成り立っていたことに気付かされた瞬間でした。

そのひと言で、「量(時間)で成果をカバーする働き方から生産性を高める働き方にシフトしよう」と心に決めました。

生産性の追求。

労働時間を減らして成果を出す」と決めた私が取り組んだことは主に2点。

1. 夜の求職者面談を減らすこと

2. 稼動させる求人のPJ化と他者活用

 

1. 夜の求職者面談を減らすこと

求職者の方との面談は、みなさんのお仕事が終わった18時~21時が定番。「平日の日中」、例えば13時から面談をお願いしたら、面談数が大きく減るんじゃないか・・・と危惧していました。

一旦その思い込みを取り除き、「平日の昼間にしか面談できないんです」と正直に求職者に伝えたところ、思った以上に好意的に調整をしてくださり、面談数もこれまでに比べて減ることはありませんでした。

忙しい「平日の昼間」という貴重なお時間を割いてお越しいただいているからこそ、求職者の方も、「短い時間で充実した面談時間にしよう」とより真剣に取り組んでくださった気さえしました。

 

2. 稼動させる求人のPJ化と他者活用

面談を、夜→昼に変えることで、日中に行っていた業務ができない!!というジレンマに陥りました。そこで、自身の業務を改めて書き出してみると、1つの求人で転職希望者方をご紹介し、入社していただくまでの工程は、数十工程。それを担当案件全件。1人で数百件の業務を行っていることがわかりました。

そこで、業務を「自分でやらなければならないこと」と「他の人に任せられること」に選別。

1つの求人を成約するためのひとりプロジェクトを発足し、アシスタントさんの力を借り、「他の人に任せられること」を完全に切り出すようにしました。その分生まれた時間で「自分でやらなければならない」業務、例えばクライアントとの折衝や求職者との面談に専念することができました。

これまでは、「全部自分でやらなきゃ」と思っていた業務も「自分でやって当たり前」だと思っていた業務も、それはただの思い込みでした。

今では、組織の他のメンバーも「自分が専念すべき業務は何か」を改めて考えるようになり、部署の生産性向上にもつながっています。組織全体での活動量も大幅に増え、これまでよりも短い時間で成果に結びつきそうな予感。楽しみです!

私は夜に息子と過ごす時間も増え、「ママ、最近いっつも家にいない?頑張ってる?」と心配されるようになりました笑

もちろん、業績も一定の成果を継続的に出し続けることができています。

■ 仕事を通じた成長は、何事にも変えられない。ワーママだからこそ感じる仕事のありがたみ。

私は恵まれています。フルタイムで働くことができているのは家族の助けがあってこそ。感謝しかありません。とはいえ、朝4時に起きて家事も行ないますし、自分のことに費やす時間はほぼ皆無。時には睡眠時間を削ることもあります。思うように成果が出ないときには、泣きながらビールを飲むことも。。

それでも仕事を辞めようと思ったことは一度もありません。

なぜなら、「仕事を通しての成長は何事にも代えがたい」ということを知っているから。

私にとっては、家庭を犠牲にして仕事をすることも、家庭があるから・・と責任ある仕事に挑戦ができないことも、どちらも「なんだか納得できない人生」。

今は、時間に余裕を持たせながら仕事で成果を出せていることで、気持ちに余裕もでき、息子との時間もめいっぱい楽しめるようになりました。そして、息子や家族からもらったエネルギーは私の仕事の活力になっています。

机に飾ってある家族の写真。子供が仕事の活力に。

そして、「キャリアは一度手放すと、再び手に入れることは難しい」ことも理解しています。

特に若手社員の方には、「子育てと仕事って両立できるのだろうか」という将来の不安は横に置いておいて、まずは目の前の仕事で高みを目指すことを辞めないで欲しいです。

私の人生も今後何が起こるかわかりません。プライベートに重きを置かざるを得ないくことも起きるかもしれません。そのときにキャリアを諦めなくても良いように、目の前の仕事で精一杯の成果を出す。

周囲から信頼を得られるように働くことで、「信頼貯蓄」を積み立てていこうと決意しています。

エン・ジャパンは働き方に制限がある社員にも、期待を掛け続けてくれる会社。プライベートへの配慮はしてもらいつつも、仕事の成果を求めることには一切遠慮のない会社です。その分やりがいのある仕事を信頼して任せてくれます。

「仕事とプライベートの相乗効果」を、エンに留まらず、社会のスタンダードにしたい!という目標を掲げ、今後も仕事に邁進しています。

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