福岡のコピーライター、板垣です。
『九州大陸』(情熱○陸ならぬ)
これは、福岡オフィスで「MVP」に輝いた人物に、マンツーマンでノウハウを聞く虎の巻。
第1回の今回は、2018年1月度MVPの座に就いた営業・瀬戸口の素顔に迫ります。
昔から人見知りだったという彼。いかにして営業の世界で成果を出したのでしょうか。
※突然、嵐のように始まったこのプロジェクト。福岡でMVPが出続ける限り、毎月続きます。
たぶん。
<プロフィール>
瀬戸口佳祐(26)
2017年6月1日入社。鹿児島県出身。前職では、子ども向けのスポーツスクール運営会社で、新規顧客の獲得などをしていた。趣味は野球。ソフトバンクホークスの大ファン。愛読書は『はじめの一歩』。映画やアニメも大好きという、インドア派な一面も持ち合わせる。
|野球を愛し、野球に魅了された、学生時代。
――出身は鹿児島でしたよね?
瀬戸口 鹿児島の中でも、めちゃくちゃ田舎です。鹿屋(かのや)市っていう、電車もほとんど通っていない場所ですね。ちなみにサンシャイン池崎さんと同じ出身地です。
――どんな子どもだったんですか?
瀬戸口 小さい頃から、ほんとに人見知りで(笑)知らない人と話すのは苦手で、親戚の人が来ても自分の部屋に籠っちゃうようなタイプでした。でも僕、仲良くなった人とは、ずっと仲良くできるんです。ソフトボールを習っていましたが、チームメートとは親友でした。
――小さい頃の夢は何だったんですか?
瀬戸口 野球が大好きだったので、甲子園に出てみたかったです。高校でも野球をやっていましたし。甲子園に出てもプロになれるわけではないので、その先は考えてなかったですけど…。
――じゃあ、大学では野球はしなかったんですか?
瀬戸口 大学でも、最初は野球をしていましたよ。ただ、遠征で1回10万円飛んだりするので、財布事情が厳しくて。バイトをしなきゃ生活していけない、ということで仕方なく辞めました。ただ、その後は目標を見失ってしまいました。バイトをしながら遊びまくるという、典型的な堕落した学生生活を送りました。
――よく就職できましたね(笑)
瀬戸口 それが、バイト先の焼肉屋の店長がすごく良い人で。進路で悩んでいることを相談したら、「チャレンジは若い頃しかできないんだから、思いっきりやりなよ」と言ってくれたんです。そこで、もう一度思い切って「野球」の道を進むことにしました。
|野球を卒業したら、次の目標が見つかった。
――それで、前職の会社に就職されたんですね?
瀬戸口 自分がプレイヤーとして野球することはできないけど、教えることならできると思ったんです。それで、三重県にあるスポーツスクールの運営会社に就職しました。
――やってみて、どうでしたか?
瀬戸口 すごく楽しかったですよ。自分で生徒の集客もして、野球も教えて。最終的には82人の教室になりました。
――なぜ転職することにしたんですか?
瀬戸口 一つは、地元の九州に帰りたかったからです。今後のことを考えて、親元にいたいと思っていました。それと、集客などをしていて、営業にも興味を持ち始めました。自分にないスキルを得られるんじゃないかと思い、九州で働ける営業職を探していました。そこでたまたま見つけたのが、エンだったんです。
――なぜエンに決めたんですか?
瀬戸口 「ユーザーファースト」の考え方が、自分に合っていました。仕事に対する価値観に共感できる場所のほうが、働きやすいと考えたんです。
|優しい性格が、営業では強みになった。
――そして今回、見事MVPを受賞されました。心がけたことはありますか?
瀬戸口 とにかくお客様本位に徹する、ということです。「他は忙しいけど、この時間なら電話に出れるよ」という時間を守って電話をかけたり、1回メールで用件を送ってから電話したり。お客様からは「すごくタイミングが良いね」と褒められました。あとは、缶コーヒーや栄養ドリンクを持っていくなど、ささやかな気遣いも忘れずにしましたね。
――瀬戸口さんっぽいです(笑)
瀬戸口 僕は人見知りなので、人にどう見られるかっていうのは常に意識しているかもしれません。できるだけ論理的に話すとか、なるべく相手の話に対して明るく笑うとか。弱みがあるからこそ、気をつけているところは多いと思います。
――逆に、できなかったことはありますか?
瀬戸口 こういう性格なので、グイグイと自分の意見を主張するのはまだ苦手です。そこは、先輩たちの仕事を見習っていきたいですね。
|正直、次の目標は決まっていません(笑)
――1つ弾みがついたと思いますが、今後の目標はありますか?
瀬戸口 実はまだ迷っています(笑)ちょっとここでは言えないんですけど、構想はあります。
――最後に、あなたにとって仕事とは?
多くの人との関わりの中で、自分自身を高めるもの(人間成長)。また社会へ自分が介在するための手段であり、自身の努力が社会貢献につながると信じています。
――今後の活躍を期待しています。
瀬戸口 ありがとうございます。