ミニマリストに憧れて、はや2年。
自分の部屋にあるものをバチボコ捨てまくり、そこそこ生活感の無い部屋を手に入れることに成功しました。

実家感の強い布団や統一感の無い家具たち。とはいえ、モノが少ないのはキモチイイ。
「いつかは“トランク1つだけで”引っ越したいなぁ…」
という浪漫飛行的な妄想をしつつも、引っ越しの予定などは無く、ぬくぬくの実家ぐらしを満喫しておりました。
しかし昨年末、きわめてプライベートな事情により、26年間暮らした世田谷の実家を離れることになったのです。
引っ越し当日の朝
前夜に会社の忘年会があったため、コンディションはほろ二日酔い状態。それでも人生初のお引っ越しに胸を弾ませ、準備をしました。
…21分で終わりました。
(当然ですが、今回の実験において引っ越し会社への依頼はNGです)

トランクに詰め込んだのは衣類とBOSEのスピーカー、引き出物のお皿、ダッフィーくらい。家具家電は新居で揃えるので、ベッドや机などは実家に寄贈(放置)しました。
さぁ、いよいよ出発です。

大好きな実家、大好きな町に別れを告げ、トランクをガラガラ。
引越し先は埼玉県さいたま市。実家からは、小田急線と湘南新宿ラインで1時間ほどです。
移動中はiPhoneで『ぼくらが旅に出る理由』を聴くなど、“旅行に出かける人”を演じることに心血を注ぎました。
その効果もあってか「もしかして引越し中ですか?」と話しかけてきた人は0名。主旨とはズレますが、誰からもバレずに旅行者だと思われた状態で引っ越し先の駅に到着できました。

通勤経路に蔦屋書店あり。休日はスタバでソイラテを飲みながらMacBook開いてドヤ顔。
蔦屋書店を抜けてトランクをガラガラすること5分。
無事に新居に到着しました。
これにて実験は終了です。

(念のため、白黒&モザイク)
[実験結果]
トランク1つで引っ越しはできる!
しかも、誰にもバレない☆
[あとがき]
モノが少ないとはいえ、トランクはパンパンで激重(げきおも)。「無事に到着した」と書きましたが、実は新宿駅で電車を乗り換える時、ホームへ向かうのぼり階段で腰を痛めました。
今回の“トランク1つで引越っし”をやってみて思ったのは、別にトランク1つで引っ越さなくてよくない?ばかなの?ということ。
結局、あとあと何度も実家に戻って、必要なものを取りに行くハメに…(トランク1つで引っ越しできてないし)。
引っ越しは、引っ越し会社に任せましょう。