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【映画部】クリスマスにこそ観ておきたいオススメ映画紹介
2016/12/24UPDATE!

【映画部】クリスマスにこそ観ておきたいオススメ映画紹介

志村坂上スケキヨ
コピーライター。苦手なモノ:まんじゅう、お金。

こんにちは、映画部 部長の志村坂上スケキヨです。

エン・ジャパンには、非公式な部活動として「映画部」が存在します。活動内容は、「みんなで、美味しいものを食べて、お酒を飲みながら、映画を楽しく観るだけ」。こんなことを定期的に行なっています。

ただの映画鑑賞会と違うのは、映画好きな部長と副部長が時々一時停止して、制作秘話やNGシーン、映ってはいけないものが映っていることなどを教えてくれる“余計なお世話サービス”が入っていることでしょうか。
 

こんなチケットも作ってしまう大人の遊び

こんなチケットまで作ってしまう大人の遊びというもの


 
 
そんなエン・ジャパン映画部が自信を持ってオススメする「クリスマスに観るべき映画」は、コチラになります!

『ダイ・ハード(1988年)』!
 

 
■『ダイ・ハード』とはどんな映画?
ブルース・ウィリスの大出世作。隔絶された空間内でのアクション映画の金字塔といえる作品です。ダイ・ハードとは、”最後まであきらめない者”、”なかなか死なない者”といった意味。ウチの会社風に訳すのなら「目標必達志向性人」といったところでしょうか。
 
 
=ストーリー=
クリスマスの夜。ニューヨーク市警の刑事ジョン・マクレーンは、別居中の妻のホリーに会うためにロサンゼルスの地にいた。妻が勤務している日本企業ナカトミ商事のクリスマスパーティに呼ばれていたのだ。ところが、マクレーンを迎える車はリムジン、豪華なビルとパーティ、そんな会社の中で管理者として活躍している妻。その様子を目の当たりにして、マクレーンは自分と妻との間にさらなる溝を感じて、ひさしぶりに会った妻にもつい嫌味を言ってしまうのだった。

「こんなところに来るんじゃなかった」。パーティ会場から離れたホリーのプライベートルームで後悔するマクレーン。しかし、状況は不穏な方向に進んでいく。突如、武装したテロリストグループがパーティ会場をはじめとするビル全体を占拠したのだ。ホリーをはじめとする社員たちは全員テロリストの人質に。そして、手際よく何かをはじめるテロリストたち。しかし、運よく会場にいなかった&いるはずのないはぐれ者の刑事マクレーンの存在が、彼らの唯一の計算外だった。
 
 
■アクション映画と思いきや、ラブストーリー!
本作は、お互い気持ちがすれ違っていつ離婚してもおかしくない夫婦が、テロリストに占拠されたビル内でのサバイバル経験を経て、自分が知らなかった本当の相手を知り、自分が本当に大切にしていたものに気づき、キズナを取り戻していくお話です。

エンディングでは、ほっこりした気持ちになっていること間違いなし。チキンとケーキを食べて、シャンパンをあけながら観るのにちょうどいい感じです。

■綿密に練られた完成度の高いシナリオ!
物語は、テロリストに占拠されたビル内にいるマクレーン刑事がたった一人でテロリストたちに立ち向かう、というもの。しかし、マクレーンは愛用のベレッタM92Fしか持っていません。そのため、敵を一人ずつ倒して武器を奪っていくゲーム的な展開になります。その中で手に入れるC4爆弾と信管の存在が、テロリストの真の狙いを浮かび上がらせてくるのでした。

一方、建物の外に集まった警官やマスコミ、FBIたちは、それぞれの思惑で事態の解決を図ろうとするのですが、そのいずれもが敵に利用され、結果、マクレーンを追いつめていくことになります。ハラハラ・ドキドキの展開。何度見ても面白いのです。

■アクション映画の常識を変えた、人間くさいヒーロー!
本作以前のアクション映画は、”超人”といえるマッチョが敵を倒していくものでした。弱音を吐かず、正義を貫いていく。しかし、本作のジョン・マクレーンは違います。弱音は吐くし、刑事ゆえに正義のために動くものの最後は愛する妻のことしか考えません。このあまりにも人間くさい人物描写が従来のヒーローアクション映画とは異なっており、当時は斬新でした。アクション映画のヒットの法則を塗り替えたのがこの作品です。

当映画部ではアクション映画を語る時に、「ダイ・ハード前」「ダイ・ハード後」と分けています。ちなみに、主人公像を映画を参考にして描いている『ジョジョの奇妙な冒険』も、マッチョが主人公の第一部・第二部と、不屈の闘志を持つフツウの高校生が主人公の第三部では主人公像がガラリと変化。この第三部の連載が始まった時期と『ダイ・ハード』の公開は時期が一致している点も注目です。

■思わず熱くなる、男同士の友情!
劇中でマクレーンの”相棒”的な役割を演じる警官が現れます。名前は、アル・パウエル(巡査部長)。ふとしたことから、彼とマクレーンは劇中で何度も無線のやり取りをする間柄に。彼との会話は、戦いの中で消耗していくマクレーンにとって唯一の憩いとなるのでした。マクレーンにとってパウエルは、外部の情報を伝えてくれる唯一の情報源。そして、同じ現場の刑事として、次に相手が何をやろうとしているかを察して、的確なアドバイスを送る。そんな息の合ったコンビネーションはとても痛快です。

顔も素性も知らない二人は、事件が解決したあとに出会うことができるのでしょうか…?

■他にもいろいろ伝えたいことはあるのですが…

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もう、とりあえず観ていただきたい、そんな一本です。贅沢を言うのなら、日本語吹替版のほうが良く、さらに主人公マクレーンの声を声優の野沢那智さんが演じている『吹替の帝王バージョン』が断然オススメです。
 
 
追伸:映画部は部員募集中。

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