
【ジンカツの新文化】リモートワーク下で“答えのない新しい文化”を作っていく
みなさんこんにちは。
人材活躍支援事業部の組織活性化プロジェクト、「ジンカツの新文化」の藤本です。
リモートワークに移行して、もうすぐ1年が経とうとしていますね。
私の所属する人活では、リモートワーク下の事業部社員の働き方を考える「新文化プロジェクト」が
昨年10月に立ち上がりました。
このプロジェクトはリモートワークによって失われたものを取り戻すものではなく、
事業部の社員全員が、この環境下でワーク・エンゲージメントをより高め、
業績達成に向けたコラボレーションがよりし易い状態をつくる
いわば“答えのない新しい文化”を作っていくことを目標に始まりました。
今回は昨年10月~今年3月まで取り組んできたことをご紹介します!

■ポイント①
ちょっとした雑談やつながり、オフラインでいう「すれ違いざまのコミュニケーション」を発生させる。
組織の中で「何を言っても大丈夫!」と心理的安全性が担保されている状態は、仕事において相談しやすい関係性を作るベースとなります。
業務中に発生する「個々の業務をする時間」「会議などで顔を合わせる時間」「ちょっとした雑談をする時間」の3つの時間の中で、「ちょっとした雑談をする時間」は心理的安全性を高める上でも大切な時間です。
しかしこれはリモート下では自然発生がしづらいことから、意図的に生み出す工夫が必要です。
ここでポイントとなるのはその雑談が生まれる「きっかけ」を仕掛けること。
そして、その「きっかけ」は人によって違うということです。
人活では全社で導入されているバーチャルオフィスoViceを活用しました。
人活のoViceを覗いてみると、いろいろな仕掛けがあります。

そして人活社員のみなさんからの反応は‥

会話がうまれる「きっかけ」をいろいろな角度から仕掛けたとで、
人活oViceへの出社率は1割(10月)から8割(3月)を超えるように。
しかも、かつてオフィスに出社していたころはあった「座席」という概念がなくなりました。
グループごとに席が区切られることもなければ、ポジションによって席が決まっていることもありません。
全員がフラットな状態でoViceで働くことで「業務での相談がしやすい」「声がかけやすい」など、連携が以前より円滑になったという声も聞こえます。
また、現在は「みんなで気持ちよく仕事をスタートしたい」という方々が自発的に朝9時頃メガフォンを使って挨拶運動をされています。
気になるエン社員の方はぜひ人活のoViceを覗いてみてくださいね。
■ポイント②
他者にあまり知られていない一面を開示したり、仲間との間に新たな共通点を見つけられるようなコミュニケーションを発生させる。
心理的安全性が担保されるには、「自分のことを知ってもらえている」「仲間のことをよく知っている」状態をつくることも、また1つのポイントです。
そこで注目したのは、お互いの業務外の姿を開示・理解するきっかけをつくること。
具体的な取り組みとして、人活全員がいつでも見られる情報誌「人活シンブン」の配信をはじめました。
掲載するコンテンツのポイントは主にこの3つ
・いかに一緒に働く仲間の人となりを知ることができるか
・共通点を見つけられるか
・親近感をもてるか

現在は月に1回お昼の時間に発行されていますが、どの号も閲覧数がのべ90越え。
発行日には、事業部全体の雑談チャットも盛り上がり、
「引っ越し特集面白い!」「こんなことも知りたい!」「ぜひ自分を取り上げてほしい!」と、
仲間の新しい一面を知れることに、注目してくださっています。
直接顔を合わせていた頃は知りえなかった仲間の新たな一面や、
業務上では関わりが少なかった仲間の人となりを知る事ができ、そしてそれを後から加わった仲間にも共有するこができるのは、この取り組みで生まれた価値です。
自分のことを知ってくれている・仲間のことを知っている範囲が広がってくると、業務上での連携もよりしやすくなるという声も挙がっています。
ジンカツのoViceに人活シンブンの本棚が設置されていますので、気になる方はぜひ遊びに来てください。
※使っているツールもページをめくる音が気持ちイイ、ちょっとしたEnjoy-Thinkingの発揮。
■ポイント③
オフラインでは何気なく伝えていた(伝わっていた)感謝・感心をきちんと言葉で伝えさせる
ただ雰囲気のいい、仲のいい組織ではなく、業績達成にむけてお互いを高め合える組織でありたい。
そのためには仲間の成果への貢献に対する感謝や感心をきちんと伝え、フィードバックし合い、良い協力関係を築いていくことが必要だと考えました。
そこで、伝えないと伝わらないこのリモート下では、意識的にこのコミュニケーションを発生させる仕組みを取り入れました。
人活がツールとして活用したのは全社でも導入されている「Peer-Trust」。
まずは、多くの職種と連携することが多い、運営グループの活用促進を支援していくことにしました。
締め切りなどが迫り、タイトなスケジュールで動くことも多いこの繁忙期、
業績の達成に向けてもっと営業の背中を押せる存在でありたい、そしてお互い相乗効果を生み出せる関係でありたいと運用を開始。
運営グループ全体での送信件数目標を決め、この3月はその半数以上をグループ外に送信できるようグループの推進メンバーの方と一緒に取り組みました。
積極的にグループ外の連携先に感謝・感心を伝えていくことでこんな声が挙がりました。

また運営グループだけでなく事業部全体のピアトラ上でのコミュニケーションも盛んになり、
今では事業部全体で、約7割の社員が、感謝・感心を毎週のようにカードを通して伝え、毎月全員がその気持ちを受け取っています。
今まで感謝や感心を伝えることは、何かのついでに行われたり、行われなかったり…
それをきちんと言葉で伝えることが、仕事をする上での関係性に良い影響を与えることであり、重要なことであると多くの社員が実感しています。
いかがでしたでしょうか。
今後も行った取り組みを発信していきますのでぜひ参考にしてください♪
また、取り組みについてのご質問があれば人活の藤本・田中までご連絡ください。
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この記事を書いたレポーター

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