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最小の努力で最大の成果を。入社4年目の管理職が挑む、最強の組織づくり。#社長賞への道
2019/11/06UPDATE!

最小の努力で最大の成果を。入社4年目の管理職が挑む、最強の組織づくり。#社長賞への道

広報担当
エングループの"いま"を様々な角度から取材し、タイムリーにお届けします!

10月に開催されたキックオフで「社長賞ベストチームリーダー賞」を受賞された田邉さん。

2016年に新卒でエン・ジャパンに入社。『エン転職』のセールスとして個人でも高い成果を出してきた田邉さんが、どうやってチームマネジメントを成功させたのか。見えてきたのは過去の挫折を経て築き上げた最大の成果を出せるマネジメントスタイルでした。

▼田邉さんはこんな人

入社4年目、大阪拠点での勤務を経て、2019年4月から東京に異動。現在はチームリーダーより1つ上の役職であるマネージャー職に挑戦中。休日は映画鑑賞。座右の銘は「目は高く、頭は低く、心は広く」。

 

最大限の成果を出す秘訣は、個人の経験年齢に頼らない仕組みづくり。

ーーこの度は受賞おめでとうございます!受賞に至った成果を出すために取り組んだことを教えてください。

 僕がマネジメントで意識したのはこの2点。

1)最小の努力で最大の成果が出る仕組みを作り、最大限の努力を要望する。

僕のチームは当時9人と、自分史上最大の人数をマネジメントする必要がありました。しかもメンバー9人中7人が入社2年目未満のローキャリア。

こういった状況の中で全員が成長し、業績を達成するためには、すべての営業プロセスを誰でも、どんな状況でもできる状態にシンプルにすることが重要だと考えました。

例えば、個人の強みに合わせて使えるように、クライアントへのアプローチ方法を複数用意したり。

商談のプロセスを分解し年次問わず顧客の課題解決ができるようにしたり。

と書くと、単に楽するために簡略化したように思えるかもしれませんが、この一般化の目的は「成果を最大化にする」ため。

とにかくプロセスを簡略化し誰でもできるようになった分、結果にはこだわってきました。(メンバーはしんどかったかもしれません。笑)

 

2)自分が先陣をきって仮説検証をする。

出てきた仮説をまず自分が営業場面で検証する。誰よりも自分が現場に出て、徹底的に顧客の声を聞いてきたという自負があります。

というのも、市場やクライアントの状況は常に変化します。一般化をするために必要なのは、私自身が一番変化に敏感であることが大事だと考えました。

リーダーの僕が先陣をきって動いていると、なぜか自然にメンバーも主体的に仕事に向かうように。メンバーのが私を助けてくれることも増えてきたことが、何よりも嬉しかったですね。

 

 

リーダー職に挑戦、そして挫折。自己変革のきっかけは母と上司の言葉。

ーー今回の成果に向けて取り組んだキッカケ、影響を与えた出来事、動機を教えてください。

2年前にリーダー職に挑戦したときの挫折がきっかけになっています。

当時はリーダーとして成果を出さなければ、しっかりメンバーを引っ張って行かなければと肩肘を張ってしまっていました。その意気込みが空回りし、周りからどう見られるかばかり気にしたマネジメントをしていました。今思うと、「自分が成り上がる」ことしか考えていなかったんだと思います。

案の定、メンバーたちは私の無茶な要望に仕事へのやりがいをなくし、不満を抱えるように。そんな状態だから結果もついてこない、どんどんチームの空気も悪い状態になっていました。

(組織編成で別のチームから新しく私のチームにジョインしてくれるメンバーが、話したこともないのに「田邉さんのチームに異動するのは嫌です…」と泣き出すほどでした。)

 

そんなとき、母と当時の上司からもらった言葉が自分自身を変えるきっかけに。

母が和楽器の奏者をしているのですが、コンサートのリハーサルで倒れてしまいました。しかし母は病院から直接コンサート会場に戻り、夜からのコンサートに出演。

出演を終えた母に「なんでそんな大変な時に戻ったのか」と聞くと、「明日仕事がなくなるかもしれない、感謝をしないと」と。

自分には覚悟と感謝が全く足りてないことに気づかされました。

 

母との会話の後、自分の不甲斐なさを痛感。当時の上司である小用さんに「自分はリーダーに向いていないんじゃないか」と相談をしました。

すると「向いてるか向いていないかはお前が決めることじゃない。向いてなかったら俺が降ろしてやるから」という言葉をかけてもらいました。

この言葉で張りつめていたものが一気に楽になり、自分らしくもう一度やり直そうと思うことができました。

 あのときの経験が、いまのマネジメントに通じています。

 

入社後活躍の実現に、自己成長は不可欠。

ーー成果を通じて、「入社後活躍の実現」にどんな好影響がありましたか?

入社後活躍は求職者の仕事人生の充実と、企業の業績向上への貢献。

 我々はビジネスモデル上、営業は企業様への提案で上記を実現するので、人材流動性が高く、売り手市場のいまの世の中においては企業の経営層に近い方々と本気で議論し、協力や変革を促す提案を一個ずつ増やさないと、理想の採用は実現しづらいです。

 

そのために企業様と同じ方向を向いて、議論ができる自分であること。営業一人一人が、止まらずに成長し続けなければいけません。

私自身も常に成長し続けるためにインプットを欠かしませんでした。読書は週に1冊はビジネス本を。自己研鑽のために外部のセミナーにも足を運びました。

こういった取り組みが企業の期待に答えられる自分の糧になり、入社後活躍に寄与できたのではと思っています。

 

ーー今回の成果を通じて、得た気付きや学びはありましたか?

改めて気づいたことは「自分が変わらないと周囲は変えられない」ということ、自分の置かれている状況を憂いても、外部環境を嘆いても、現状は何も変わらないということです。

仕事をしているとどうしても自分自身に向き合うことになる。かっこよくいたい、という理想の自分に比べるとそんなにかっこよくもないし、強くもない。周りからの評価に一喜一憂せずに、「自分はできる!」と思う期待と「自分ってそんなに優れた人間じゃないし。」といい意味でのあきらめみたいなものをもっておくことが大事かな、と思います。

そうすると、自分の適性値を知って努力できるようになる。環境を言い訳にせず、自分なりに普通のことも、おもしろくなるように工夫できるようになると感じています。

 

 ーー最後に、次に取り組みたいこと、もっと注力したいことを教えてください!

10月からミッションも変わり、グループマネージャーという新たな役割にチャレンジさせてもらっています。

これまでの仕事よりも視座をあげて、ビジョンを実現するための仕組みづくりや、マーケットへの価値提供の仕方を考え続けていく役割だと捉えています。さらに価値提供ができるように仕事に邁進していきます。

…といいつつ、調子に乗ると失敗するので笑。今ある環境に感謝して、目の前の仕事に一生懸命取り組んでいきます。

 

受賞した際のチームメンバー全員とともに。

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