「読書家といえば岩田さん」と、エン図書委員の中でも、その名が知られている彼。
どれほど忙しいなかでも、読書習慣は欠かさないとか。今回は、そんな彼の読書男子っぷりを紹介させていただきます。
※社内図書館 「en book garden」ポスターより転載
岩田 翔平 編集・運用チーム
島根県出身。読書好きになったのは、国語教師だったという母の影響。幼少期から多くの本に囲まれて育ったことで、読書が生活の一部になった。エン・ジャパンには、2007年新卒入社。営業として、東京⇒広島⇒東京⇒横浜を渡り歩く。2014年1月からは企画開発系のグループに配属。編集・運用チームのリーダーとして活躍中である。
━━出演ありがとうございます!さっそく本との関わりについて教えてください。
もともと読書が大好きで。寝る前や移動中は基本的にいつも読んでいます。会社に入ってからは、仕事にも活かせる考え方が学べることに気付いてさらに読むようになりました。ジャンルは様々で、ビジネスモデルに関するものや、心理学、脳科学などなど。常に複数冊を併読しています。
━━併読というと?
アイデアって、ある事象とある事象の組み合わせってよく言うじゃないですか。僕もその通りだと思うんです。だから、本を複数冊持ち歩いて、読みたいときに読みたい本を組み合わせて読んでいるんです。
キッカケは、成毛眞さんの『本は10冊同時に読め!―本を読まない人はサルである!生き方に差がつく「超並列」読書術』という本を知って、試してみようと思ったから。
はじめてみると、一見関係がなさそうに思える本同士でも、併読することで繋がりを発見できて、違った刺激を受けられるんです。
今は、『弱いつながり(東 浩紀)』『データの見えざる手(矢野和男)』『レゴはなぜ世界で愛され続けているのか(デビッド・C・ロバートソン、ビル・ブリーン)』の3冊を併読しています。
━━最後に、オススメ本を教えてください。
有名ですが、『問題発見プロフェッショナル―「構想力と分析力」(齋藤嘉則)』です。
入社2~3年目の頃に「自分が思う課題は、周りが感じる課題と違いがあるんじゃないか?」と感じることがあって。その時に出会った1冊です。
この本では、「そもそも何のために」「いったいだれにとっての問題なのか」「どの空間軸で問題を捉えるのか」「どの時点での問題とするのか」という問題発見の4P(Purpose、Position、Perspective、Period)というフレームワークが紹介されています。
この本を読んでから、『正しい問題解決は適切な問題設定から』という視点で、物事を考えられるようになりました。仕事や働き方に活かせるので、オススメです。
※ぜひ、エン社員のみなさんは、社内図書館 「en book garden」を利用して、この秋お気に入りの一冊を見つけてみてください。
編集後記
「チャラい」という噂が先行している岩田さん。しかし、本について真面目に語る姿は読書男子そのもの。質問に対する受け止め力もあって、部門内では女性人気No.1(?)と言われるのもうなづける…と感じた取材でした。 取材・記事/亀田弥生