猫を飼うってどうなんだろう?
こんな思いがずっとあります。
住まいさえ許せば、飼うのも自由なわけで。
ただ、命を預かるって大変なことだし、いろいろと考えちゃいますよね。
一人で考えていてもしょうがないな…と、
猫を飼っている同僚のみなさんに「ぶっちゃけどう?」を聞こうと
お集まりいただきました。
さて、アドバイス、助言がほしかったのですが…
「ねぇねぇ見て~ウチの猫!かわいいでしょ!!!ほら」
「わぁかわいい!!何歳?太ってるねぇ(笑)」
「ウチのはこんな感じ!飼い始めて3ヶ月だよ~」
「目がヤバい!!きゃわきゃわうぃぃぃぃぃ!」
「ねぇねぇウチの子も見て!ほら!」
「かわいい!かわい死にする!うわぁぁー!!!」
「ウチの猫とか紙袋とか入っちゃうわー。
かわいいわー」
あ、あのぅ…ネコってどうなんですかね??
「ほら!見てよ!
本までつくったからぁぁ!!!!!!!」
(…まじか)
そんなこんなで大盛り上がり。
ネコを飼っていない私は取り残されたのでした。。
彼らは意気投合して、今度、猫パーティーを開催するとのこと。
心のなかで、彼ら、彼女らを「猫バカ社員」と名付けたのは
ココだけの話です。
…と、ここで終わると参加いただいた皆さんにガチで怒られそうなので、
猫を飼っているみなさんが語ってくださり、
心に突き刺さったことについて。
受け取ったメッセージで締めくくります。
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死ぬのがさみしいから…と、動物を飼いたくないと言うけど、
それは根本が間違っている…というか、ズレている。
動物の死に対してさみしい、かなしい、かわいそう…というのは、
人が勝手に思うことであって、それは猫にとって全く関係がない。
死ぬためにあなたの家にやってくるわけではないし、
死ぬことを考えて生きているわけでもない。
(まして飼い主のために生きてるわけじゃない)
単に生れて、生を引き受け、ただただ一生懸命に生きている。
奇跡的な出会いで、彼、彼女は、あなたの家にやってくる。
それはすごく幸運なことで、一生に1回しかない。
彼らとの暮らしはたくさんのことを教えてくれる。
キッチンに食べ残しを放置したら、彼らの餌食となる。
きっとあなたはキッチンをより清潔に保とうとするだろう。
ぐちゃくちゃに絡まったiPhoneのケーブルは彼らのおもちゃ。
すぐ食いちぎられるからずさんな管理をやめるようになるだろう。
高額なおもちゃを買ってあげても、気に入ってくれるのは
そのへんに転がしたトイレットペーパーの芯かもしれない。
伝わらない思いに胸を焦がす、そんな喜びが得られるはずだ。
猫との暮らしには「幸せ」しかない、愛を知ることに近いのかも。
(大変さや心配、別れも含めて)
——-
僕はいま、猫と暮らすことを真剣に考えています。