2016年4月14日と4月16日、2度に渡って震度7の地震が発生した熊本地震。
私も熊本県出身ですが、震源地からはちょっと離れており、幸い実家も家族も無事でした。ただ、友人・知人には家屋が全壊するなど被災した人もいます。そして今もなお、47,000人を超える人たちが避難生活を送られています。
地震以降、個人的に復興支援のための活動にも参加してきました。そして、熊本帰省を兼ね、熊本の人たちをすこしでも元気づけたいという気持ちも込めて、2月19日に開催された「熊本城マラソン」に参加してきました。
JALの機体にくまモンがいます（「がんばろう」の「ば」の下あたり）
熊本空港ではくまモンが観光パンフレットを持ってお出迎え
熊本に着いた夜は家族と食事。元気そうで良かった。
熊本城マラソン当日。熊本の友人たちと再開。みんなでランニングシューズ円陣。
熊本城マラソンスタート前。13,300人ものランナーが参加しました。
沿道の応援を受けて無事完走することができました。
地震で被害を受けた熊本城。石垣が崩れています。
奇跡の一本足で支えていた「飯田丸五階櫓（やぐら）」が見えます
熊本城がすべて修復されるまで20年かかるとされています
地震のため、一時は開催できないと思われていた熊本城マラソン。多くの人の「開催して欲しい」という声に答えて、無事に開催されました。
42.195km途切れることのない応援はとても心強かったです。中でも、「熊本に走りに来てくれてありがとう」というメッセージボードを掲げている人がいて、そのメッセージを見た瞬間、目が潤みました。
これからも少しでも熊本の人たちを力づけることができれば、と思いました。
エン・ジャパンには「本業で、社会に貢献する。」というCSV活動があります。これは慈善活動や寄付によるCSR活動とは異なるもので、アメリカの経済学者マイケル・ポーター氏が2011年に提唱した「CSV＝Creating Shared Value（共通価値の創造／本業での社会貢献）」に近い考え方です。
採用活動での支援に加え、エン・ジャパンが設立以来こだわっているのが「入社後活躍」。
入社後活躍を実現させるため、入社後に活躍できる人財を発見するための「3Eテスト」、入社された方を3年に渡って継続フォローする「入社後活躍支援プログラム」、社員の活躍を支援する「エンカレッジ」など、入社された方が会社・組織に定着し、活躍してもらうための支援、サービス提供も行っています。
確かに慈善活動や寄付も素晴らしい活動です。私も募金を行ったり、復興支援活動のお手伝いも行いました。それとは別に熊本が復興し、また素晴らしい街になるためには、私たちが自分たちの仕事を通じて貢献していくことが大切です。
自分が今の仕事で活躍して熊本に、社会に貢献すること。そして熊本のものを食べたり、熊本に遊びに行って元気を与え、元気をもらい、また仕事で活躍すること。それが何よりの支援、貢献になると改めて思いました。
復興はこれからが本番ですが、熊本は元気です。海に山に自然にあふれ、馬刺しにラーメン、すいかにメロンと美味しい食べ物もたくさんあります。温泉もあります。
ぜひ、熊本に遊びに来てください。そして、また一人ひとりが仕事で活躍して、社会に貢献していきましょう。
マラソンの後に食べた馬肉焼肉。ヘルシーで栄養満点です。
最後は熊本空港のチャーシューの厚さ1cmの熊本ラーメン。美味しかったです！