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出戻り社員の本音|エンを辞めた私が4年ぶりに復帰した理由。
2016/11/04UPDATE!

出戻り社員の本音|エンを辞めた私が4年ぶりに復帰した理由。

en soku!編集部
en soku!編集部です!エン・ジャパンでの取り組みやリリース情報、調査情報などを親しみやすくお届けしていきます。

一度辞めた会社に、また帰ってくる。

もしかすると、少しハードルが高いと思う方もいるかもしれません。しかしエン・ジャパンでは、以前活躍していた社員がキャリアチェンジを考えたときに、ぜひ「エンに戻る」という選択肢も視野に入れて欲しい。

そんな考えから、「もう一度エンで力を発揮したい」という社員を再雇用する「Welcome Back制度」を2014年にスタートさせました。

適応される退職理由は配偶者の転勤や介護といったライフイベントの変化から、キャリアプランを理由とした他社への転職まで含んでいます。

制度開始から2年、戻ってきた社員が多数活躍中。そこで、新たな社員紹介シリーズとして「出戻り社員」をピックアップしました。

彼・彼女たちはなぜ退職を決意したのか…?離職中に築いていたキャリア、復帰しようと思った背景、再入社後に感じている想いに迫ります。

 


|出戻りのキッカケは、何気ない一言だった。

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草麻里子:2008年に新卒でエン・ジャパン入社。エン転職の法人営業として、企業の中途採用を支援。2012年に元々興味のあった人事職として、大手ネット企業へ転職。新卒・中途採用から教育研修業務に従事。2016年8月に出戻り入社。現在はエン転職の事業推進部門で、他社アライアンスをはじめとした販売促進を担っている。

エン・ジャパンを退職後、大手ネット企業の人事責任者として活躍していた草。圧倒的な成長を感じながらも、ワーカホリックな毎日に疑問を感じるようになり、ついには休職することに。

量やスピードでカバーするのではなく、質を重視した働き方がしたい。結婚というライフイベントも迎えて、ふたたびキャリアチェンジを考え始めた。

なやむ草を励まそうと、エン在籍時代の先輩たちと飲み会が開かれた。退職後も公私ともに関わりがあり、何かあればエンの社員によく相談をしていたそうだ。

先輩たちは、私の話をひとしきり聞くと「戻ってくればええやん!」と言いました。飲みの席だったので、言った当人は深く考えてなかったかもしれないですが。あぁ、そういう選択肢もあるのか、と心に留まりました。

 

その後、「なにを大事にして働きたいのか?」と自問自答を重ね、自分の仕事が社会にどう還元されているのかを重視したいという結論へいたる。

エンが大切にしている「人間成長」や「社会正義性」に根ざした価値観が自分のベースだと気がつき、出戻りを決めたと語った。出戻りを報告した時、周囲の反応はどうだったのだろう?

復帰の1ヶ月前に、自分の結婚式がありました。エンの新卒同期や先輩にたくさん来てもらって。

みんなからは前職で活躍してバリバリ働いていると思われていたので、休職のことも復帰を考えていることも話していませんでした。出戻りが確定して報告したら、「結婚式のときに言えよ!」と突っ込まれましたが、ものすごく歓迎してもらえて。安心しましたね。

入社前に社内を歩いて挨拶をしていたら、顔見知りの社員はかなり驚いていました。絶叫しながら喜んでくれたり。新卒当時はほとんど関わりのなかった人も、名前をおぼえてくれていたり。素直に嬉しかったです。

会長の越智さん、社長の鈴木さんが歓迎してくれたのも嬉しい反応でした。「変な辞め方しないでいてよかったー」と率直に思いました。(笑)

同期と(退職後も頻繁に)

同期入社の仲間と。退職後も頻繁に集まっていた。

 

そもそも、なぜ草は一度エンを退職することにしたのだろうか。

 

|つのる不信感。キャリアチェンジは今しかないと思った。

人事を志すうえでの「修行」として草がエンに入社した2008年は、秋にリーマンショックが発生。希望退職で親しい同期や先輩が次々に辞めていく中、草は残る決意をした。

売れない時代にどうやって商品を売るのか、徐々にマーケットが回復していく様子を学べるのは貴重なこと。仕事も楽しく同僚も好きだったので続けてこられました。

それでも転職を決めたのはなぜか?その問いに、草はこう答える。

他社を経験したことがなかったので、何が普通なのかはわかりませんでしたが、自社の組織体制や方針をネガティブに捉えることが増えていきました。

営業組織が頻繁に変わってお客様を長く担当できないこと。営業の施策がコロコロ変わること。正直、迷走している?という印象がありました。ふたたび営業方針を大きく変える、と発表されたときに退職を決めて、元々希望していた人事の道を進むことにしました。

 

 

|転職後は、待望の人事キャリアを駆け抜けた。

かくして2012年10月、草は最初のキャリアチェンジを図った。転職先は、大手ネット企業の人事。

「新卒採用」「中途採用」「社員教育」を担当して、バリバリ働いた。専任担当者がいなかったため、入社直後から充分な裁量と予算を割り当てられ、前年比2倍の高い採用人数目標を3倍で達成。ここではエンの経験が活きたと言う。

転職して早々に高い成果を出したことで、草の業務範囲はさらに広がった。M&Aもさかんに行われ、最大1000名近くまで膨らんだグループ会社の制度構築、業務統合の検討、M&A先企業の社員受け入れなど貴重な経験も積むことができた。

勢いのある会社で、スピード感が早く、駆け抜けました。物理的にも精神的にも、人生で一番働いたと思います(笑)

と、草は笑顔で語る。それでも、自分が働く意味、ライフイベントを迎えても働きやすい環境という理由から、また古巣へと戻ることを決めたのだ。

 

|離れてから見えた、エンの良さ。

現在は、「エン転職」の事業推進部門に在籍。自社サービスがどうすればもっと多くのユーザーや企業に認知・利用されるかを考えて実行するミッションを負う。「サービスを売る側」、人事として「サービスを使う側」、「サービスを拡大させる側」を一通り経験することに。

人事・経営者向けの情報サイト「エン 人事のミカタ」の運営や、他部署から新規事業について意見を求められるなど、他社で培った人事経験が活きるシーンも多々あると語る。

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社外の方と販促支援に関する打ち合わせ

 

他社を経験したからこそ分かるエンの魅力、ブランクを経て感じた変化を教えてもらった。

魅力に感じていることは…社内外問わずに、気持ちのよい挨拶をする風土。社員みんなが「人間成長」や「ワークハード」の考え方に共感しているから、働く価値観が近くて仕事を熱く語れる仲間がいること。経営理念が浸透しているから、物事の判断基準が共有できていること。在籍中は当たり前に感じていましたが、実は稀有なものなんだと気が付きました。

戻ってきた時に驚いたことは、コミュニケーションスピードが速くなって、働く環境が多様化して、キャリアの選択肢も広がって。ちょっとだけイマドキの会社になった!と感じました。

ただ規模や事業が広がった結果、主体的に情報を取りに行かないと他事業が見えづらい。スピード感ももっと上げられるし、全社コミュニケーションを活性化させる取り組みもやっていくべきだと思います。

 

 

|人も会社も生き物のように変化している。

「出戻り」の響きには、言葉にできない気恥ずかしさや、前職時代の経験をいかに還元していくべきかという思い込みやプレッシャーが生じやすい。ただ、それも草にとっては杞憂にすぎなかったようだ。

もしも、現在もエンへの再入社を考えている元社員がいれば、と仮定してメッセージを送ってもらった。

実はわたしがエンに戻ったと聞いて、他社へ転職した元エン社員からの反響が少なからずありました。「実際、戻るってどうなの?」「どんなポジションで募集が出ているの?」と。結構本気で考えているのかなとも思わせるものもいくつか。

人も会社も生き物のように変化するので、当時の退職理由が今も解決されていないということは少ないですね。少しでも興味があれば、一度現役の社員に会って話を聞いてみるといいと思います。


 

※エン・ジャパンは、積極採用中!
http://corp.en-japan.com/company/recruit/

※Welcome Back制度
http://corp.en-japan.com/newsrelease/2014/2641.html

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